With a Happy Ending

花より男子の二次小説。CPはつかつくonlyです。

普通のレンアイ 34 (完)

10
「あの・・総帥は、どうして変装を?しかも、車椅子だなんて。」「母のフォローをしようと思ったみたいよ。だから私とタマが手伝ったの。あの髪はスプレーでね。」「どうしてそこまで?」道明寺家の来客用の豪華なお部屋のソファーに座っているのは、あたしと椿お姉さん。総帥と社長はもうアメリカに発ち、専務も会社に向かった。あたしは、ここの会場の後片付けということで、このお邸に残った。とは言っても、会場の片づけはタマ...

普通のレンアイ 33

3
「それでは、ご歓談中の皆様、ステージ中央をご覧ください。」パッとスポットライトが俺に向けられた。俺が立たされているのは、でっけぇスクエア型のケーキの前。確かに生クリームとは言ったけどよ。白すぎねぇ?しかも、こんなにでけぇの用意してどうすんだよ。思わず、顔が引きつった。そのケーキには、1本だけ蝋燭が飾られていて、火が灯っている。まさか・・全員で歌とか歌うんじゃねぇだろうな・・?隣では、俺の婚約者であ...

普通のレンアイ 32

4
牧野の体から力が抜けるぐらいに長い口づけを交わす。今日は完全にクローズドのパーティーで、マスコミは来てねぇのが残念だ。今ならどんなに写真をとられても全て許可するのにな。会場内のどよめきが収まらない。パーティーの最中だって事は重々承知だった。でも何も問題なんてねぇ。俺はこのパーティーでこいつを両親に紹介するつもりだったし、それがちょっと派手になったってだけのことだ。元々、認めないなんていう答えは聞く...

普通のレンアイ 31

8
「牧野様、こちらです!急いでくださいっ!」白髪のおじ様と別れて、あたしは走った。専務が用意してくれたというドレス。どこにあるんだろう?クローゼットに入っていたのかな?そんなことを考えていたら、途中の道々で、メイドさんがあたしを誘導してくれた。案内されて、とある一つの部屋に走り込むと、そこには、青空色のドレスがトルソーに飾られていた。青過ぎず、白過ぎず、絶妙な色味のドレスに息を飲む。上半身はチューブ...

普通のレンアイ 30

3
コメント・拍手コメントありがとうございました(*^^*)連休、予想以上に忙しくて、お返事できずにごめんなさい(>_...