花より男子の二次小説。CPはつかつくonlyです。

With a Happy Ending

チャペルでの挙式の後、集まった皆での食事が終わると、俺の両親は、ニューヨークへとんぼ返りになった。
初めから分かっていたことだから、気を使うことなんてねえんだけどな。
つくしと二人で、空港まで、二人を送った。
主役は俺たちだっつーのに、本当にくそ真面目なんだよな、こいつは。

「お義父様、お義母様、これからも、どうぞよろしくお願いします。」

「こちらこそ、つくしさん。司の事、頼んだよ。」
「なんだよ、それ。」
「分かるんだよなー、私には。」
「何がだよっ!」

「私にも分かるわ。つくしさんの苦労が。」
「楓・・どういう意味だい?」
「道明寺家の嫁は大変だという意味よ。ね、つくしさん。」

きょとんとしたままのつくしは、何を言われているのか分からないんだろう。
俺だって、完璧に分かってるわけじゃねぇけど・・
あれじゃね?
オヤジとババァなりに、新婚の俺たちを祝福してるって訳だ。

俺たちは、これから、夜に仲間たちとパーティーをして、明日には日本へ戻る。
つくしは1週間ほど俺と一緒に日本に滞在するが、その間に、取引先の企業なんかへの挨拶周りをこなす。
それが終われば、またつくしだけニューヨークへ戻ることになるから、この1週間は、俺がつくしにがっつくことを予想してんだろう。


そんなことを思いつつ、オヤジ達と別れて、ホテルへ戻るリムジンの中。
ウエディングドレスから、深紅のドレスに着替えたつくしが俺にもたれかかって来た。

「ちょっと・・眠い・・」
「あいつら、夜まで騒ぐ気だろうから、少し休むか?」
「5分だけ寝たら大丈夫・・」

そう言っただけで、もう寝息が聞こえてきた。
つくしに俺のジャケットを掛けて、抱きしめる。
もう、あいつらと騒いでる場合じゃねぇんだけど。
早く、二人きりになりてぇ・・な。



***



「「「お二人さん、結婚おめでとー!!」」」

ホテル内のリビングスペースで、気を許している仲間たちとのパーティー。

つくしは少しだけ休んで元気になったのか、きゃっきゃっと女同士で騒いでいる。

「でもさぁ。つくしが、道明寺さんと結婚するなんて、聞いた時は驚いたよー。あれでしょ?お試しで付き合った人なんでしょ?」
「ちょっと!優紀、声が大きいっって。」

「なになに~。お試しって。」
総二郎が、その話に食いついた。
「あの頃さぁ。つくしってば、話を聞いていたら、絶対にその人の事好きなくせに、お試しで付き合い始めたとか言ってたよねー。」
「わーっ。」
「司相手に、お試しかよ。やっぱ、牧野、お前、すげぇわ。」
「何でですか?」
「だってよ。やっぱ、道明寺司に迫られたら、一発OKって女が普通じゃん?それを、お試ししてみるっつー考えがさ。」
「私は、つくしの逃げだと思いましたけどね。」
「へぇ~。優紀ちゃんだっけ?言うねー。」

「お試しって、体のお試しのことですの?」
なんて、真顔で言う三条。
馬鹿め。そんな訳あっかよ。

「私もね、そう思ったんですよ。桜子さん。」
という、つくしの友人。
お前もかよっ。

「そしたら、つくしが、わーってなっちゃってね。だいたい、22歳にして、ファーストキスとか、本当につくしは、ある意味、箱入り娘だったよね。」
「何それ、司と付き合うまで、キスもしたことなかったって事?」
「そうですよ。」

「もーっ、止めて!!!」
ドレスと同じぐらいに真っ赤になったつくしが、友人の口を塞ごうとしている。

どれを聞いても、俺にとっては愉快で、楽しいことばかりだ。
そんなこともあったと懐かしく思える。
結局こいつは、俺のものになったんだしな。

「それを言っちゃ、司だって、同じようなもんだよな。牧野が初めての彼女だしよ。」
「ええ~っ!意外ですっ!信じられない!」
「私も、道明寺さんに彼女がいると知った時には驚きました。それも、どこからどう見てもパンピーの女で。」
「桜子っ!あんたまでっ。」

つくしが、傍にあったシャンパンを口に持って行った。
俺がぱっとその手をつかんで止める。

「今日は止めとけよ。」
「ん?何で?」
「疲れてんだろ?」
「ん。でも1杯ぐらい大丈夫だよ。」
「だめだ。」
「えー。」

そんな俺たちのやり取りを見ていた悪友たちが、
「だよな~。もう入籍してるとはいっても、今日は一応初夜って奴だよな。そりゃ、酔っぱらわれちゃ困るよな~、司。」
「ちっげーよ。」

いや、それもあるけど・・。
でもそれだけじゃない。
このアイランドに来てから、つくしの体調はあまり良くなかった。
もしかして・・と思わなくもない。

「絶対大丈夫なのに・・」
なんて、のんきなことを言っているつくしだが、こいつのボケ発言はいつものことだから、聞いてらんねぇ。
俺がしっかりしとかねぇと。

シャンパンの代わりに、オレンジジュースを握らせた。
一口飲んで、
「うん。美味しい。」
と言うつくしを見て、
やっぱり、さっぱりした飲み物がいいんじゃね・・?
なんて思った。


つくしの中学・高校時代の話。
俺たちの高校時代の話。
三条とあきらの惚気話。
そんな会話を楽しみながら、まったりとした時間が過ぎていく。

時計が22時を回る頃、俺は、左の肩に重みを感じた。
つくしが、俺の肩にもたれて眠っている。
やっぱり、以前より体力がない。
その様子を、友人たちも見て笑っている。

「部屋、連れて行ってやれよ。」
「あぁ。」

それだけ言って、つくしを抱えて立ち上がった。

「司、マジ、おめでと。」
「あぁ、サンキュ。」
「道明寺さん、つくしのことお願いしますね。」
「おう。」
「無茶すんなよ!」
「うっせーよ。」

あいつらの祝福を背中に受けて、俺はつくしを抱いてスイートルームへ向かった。



*****



ゆっくりとつくしをベッドに下ろすと、
「ん・・・。」
とつくしが身じろぎをした。
「起きちまったか?」
ベッドに腰かけて、ネクタイを外しながら問いかければ、
つくしが俺に向かって、腕をいっぱいに伸ばしてくる。

「どうした?」
つくしの隣に倒れ込んで、彼女の体を抱え込む。
「だって、シーツが冷たいんだもん。司さんが離れちゃうから・・・。」
ちょっと拗ねている、その言い方が可愛らしい。
酒が入ってるわけでもねぇのに、なんだか妙に素直だな。
やっぱ、これは初夜だから・・か?

「あー、やっぱり、司さんは温かいね。」
「そうか?」
「そうだよ。」
「落ち着く。」
「俺も。」

彼女の背中をさすりながら、彼女の首筋に顔を埋める。
彼女だけが持つ優しい香りに酔いしれる。

ちゅっ・・と項に。
ちゅっ・・と首筋に。
ちゅっ・・と鎖骨に。
一つずつ、思いを込めて痕を残す。
そのまま、ドレスのファスナーを下ろした。

「シャワーは・・?」
「要らねぇ。」

さっとドレスを脱がせると、レースのビスチェに、揃いのショーツ。
それから・・ブルーのガーターベルト・・。

ドクンッ。
俺の中心が一気に熱を持った。


その姿を前に、しばらく見惚れていた俺に気付いたつくしは、
「あっ、やっ、これは、桜子がっ!」
なんて、急に焦り出した。

ダメだなんて言ってねーし。
俺は一気にそれらに手を掛けると、パチンッと留め具が外れた。
ショーツを引きずり下ろすと、そこにはつくしの薄い繁み。
大きく足を開かせて、顔を埋めた。

「ひゃっ・・あっ・・んっ・・あぁ・・!」


つくしの密口にしゃぶりついて、小さな突起を舐めまわす。
逃げようとする腰をしっかりと捕まえて、執拗な刺激を送り続けた。

「はっ・・ああ・・ん。いやっ!・・・だめぇ・・」

つくしの体が痙攣し、小さく達したのが分かった。
いきなりこんなつもりじゃなかった。
だが、こいつの姿に煽られた。
つくしの顔を覗き込むと、小さな息を繰り返し、俺をとろんと見つめて来る。
その姿にも、欲情する。

____もっと、俺の手で、乱したい。


くるりと体を反転させ、つくしの背中からビスチェを緩めていく。
全てが外されると、つくしが大きく息を吐いた。
こぼれた乳房が俺の手のひらに落ちる。
それをやわやわと揉んでいく。
背中に俺の印をつけながら、乳房の頂を弄った。

「あっん・・」

つくしの腕から力が抜け、ポテッとベッドに顔を埋めた。
長い髪をかき分けて、白い項に唇を這わす。
片手で胸を刺激しつつ、つくしの密口に指を添わした。
ズブッと指が飲み込まれ、つくしの中から愛液が溢れる。

クチュリクチュリ・・
つくしの中をかき回す俺の指が増やされる。

卑猥な音に混ざって、泣きそうな声が聞こえてきた。

「つかさ・・さん・・もう・・やだぁ・・。おねがい・・。」
「司・・だろ?」
「つかさ・・」

クチュ・・

「やぁっ・・。」
「何のお願いだ?」

「ふぇっ・・うっ・・つか・・さ・・」
「ん?」
「一人に・・しないで・・」

「えっ?」
「ずっと・・一緒にいて・・・離さ・・ないで・・」

つくしの顔を覗き込むと、その顔が涙で濡れていた。
慌てて指を抜き、つくしの頬を包んで、キスをした。

「幸せすぎて・・恐いよ・・。」
「俺がお前を、離す訳ねぇだろ?」
「何があっても?」
「ああ。」
「絶対に?」
「約束する。」

つくしを仰向けにして、じっと見つめ合った。
互いの本気を確認する。
俺の言葉に安堵したつくしの腕が上がり、俺の首に添えられた。


深いキスを交わしながら、
俺は、彼女と繋がった。


俺の下で揺れている、俺の花嫁。
その目からこぼれる涙をキスで拭い取った。

これは悲しい涙なんかじゃない。
俺を想う、幸せの涙。
だから、俺が出来ることは、彼女を抱きしめて離さずにいる事だけだ。

何度も何度も突き上げて、
気が狂いそうなほどの快楽に襲われた。

つくしと共に弾ける直前。

「つくし、俺を離すなっ。」


つくしが腕に力を込めて、強く俺を抱きしめた。
首に掛かる力に、彼女の愛を感じながら、
そのまま、長く、彼女の中に俺の精を放った。



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深く考えずに書いていて、この先が、全く見えません・・。
ここまで計画性がないのは初めてかも・・。
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  1. その後の二人のエトセトラ
  2. / comment:7
  3. [ edit ]

  1. 2017/05/18(木) 23:31:12 |
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  3. Happyending
  4. [ edit ]
の●様
コメントありがとうございます。
思いつきで突き進んでいます(笑)。でも、むくむくとちょっとだけ波乱もとか思ってみたり、でも、書いてみないとわからないんですよねぇ、この辺りは。まだ、出したいキャラも残っているし、そこまで、お話を作れるか・・でも、気持ち的に何やら余裕があるので、大丈夫かな?マイペースで書かせていただいています!

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  1. 2017/05/18(木) 23:10:42 |
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  1. 2017/05/18(木) 23:07:43 |
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  3. Happyending
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ま●様
あれ?コメントいつの間にやらコメントいただいてました〜。ありがとうございまーす。旅行、楽しかったですか??
息抜きしながら、書いているので、連載中よりもかなりマイペースです。タラタラと書いているので、何を書こうと思っているのか、焦点が絞れないし(汗)。今、一つ、これって思うエピソードがあって、それを書こうかなーとは思っているのですが、基本司さんを活躍させてあげたいという・・邪念で動いております(笑)。

こんばんは〜!

  1. 2017/05/18(木) 23:01:50 |
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  3. Happyending
  4. [ edit ]
いつもたくさんの拍手をありがとうございます。
はぁ。明日の記事、全く書いていないから、明日の朝には間に合わないかな。でも、明日余裕があるから、明日中には1話いけるかな。いや、今から頑張ったら朝いけるかな・・。
連載期間は、どうやって投稿し続けていたのか、全く忘れてしまっているみたいです。ううん。まぁ、マイペースにやっていきますので、どうぞお付き合い宜しくお願い致します。

スリ●様
いや、今回は、無計画すぎる。なんとなく、こんなのというのはあるのですが・・。あとは、モチベーションなんですかねぇ。がーっと書いて数日の貯金とか、全くない。そのうち、前後が合ってないとか、ボロが出そうです。そうそう、『幸せに過ぎて不安になる』って奴ですよ。うん。妊娠したから・・?かな??

道●様
お気遣いありがとうございます。リクエスト、了解しました(笑)。決めかねていたのですが、そうしようかな(笑)。お楽しみに〜。

ka●様
ご主人様、ますます面白いです。メモメモ。
そうだったんですね〜。箱根と言えば、つかつくファーストキスの場所(笑)。私、すっかり忘れていましたが、自分の新婚旅行、ハワイでした。当日まで、お互いに仕事していて、ギリギリだったなぁ。懐かしや・・。

ではでは。明日中には1話投稿を目指して!

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  1. 2017/05/18(木) 16:13:45 |
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  1. 2017/05/18(木) 08:25:43 |
  2. |
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  1. 2017/05/18(木) 07:39:28 |
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