FC2ブログ

With a Happy Ending

あたしが結婚したい理由

3
このお話は、『理想の恋人』の続編になります。*****「つくし、今日は本当に泊まってくるのか?」「うん。優紀に会うの、久しぶりなんだ。それに司も、夜は遅くなるんでしょ?」「まぁな。」司が名残惜しそうにあたしを見つめてる。やっぱり、女友達とはいえ、泊まりはダメだったのかな。でも、優紀に会うのも本当に久しぶりで、今日会わなかったら次にいつ会えるか分からなかった。だからごめんね。今日ぐらいはいいよね?許...

俺が結婚したい理由

4
「おう、司。珍しいな。早いじゃん。」メープル東京、最上階のラウンジ。以前は俺達F4のたまり場だったが、最近はそれぞれに忙しくて、ここに集まることも少なくなっていた。けど、今日は久しぶりに4人集まることになり、21時に集合した。本当に珍しく、一番乗りは俺。今日の言い出しっぺも俺。2番目にやって来たあきらが驚いている。そりゃそうだ、まだ15分前だ。「お前、何飲んでんの?おっ、いきなりバーボンかよ。俺、マティ...

俺たちが結婚を決めた理由 前編

3
俺はこのクリスマスイブに、つくしにもう一度プロポーズをすることを決めた。つくしからOKが出たら、その日のうちにでも入籍するつもりだ。親父たちには、すでに話は通していた。入籍と結婚式は自由にしてもいい、その代わり、披露宴は親父やお袋の意見を聞けと言われ、俺は了承した。まだ、そのことは牧野には話していない。式は、つくしが望むなら、二人だけで挙げてもいい。そのために俺は準備を始めた。結婚に向けて、やはりネ...

俺たちが結婚を決めた理由 中編

3
美樹先輩に暴言を吐いて、あたしはマンションを飛び出した。どうしよう・・・あたし、何て事しちゃったの?でも、我慢できなかった。やっぱりあたし達の部屋には、誰も入ってほしくなかった。司のメイドはあたしだけができる仕事だと思っていたかった。司の愛情を疑ってないけど、どこか不安で、あたしはこのマンションでの仕事を誰にも譲りたくなかったんだ。美樹さんが悪いわけじゃない。それに、司が悪いわけでもない。頭では分...

俺たちが結婚を決めた理由 後編

2
文章中に性的な表現を含みます。苦手な方や18歳未満の方はご遠慮くださいませ。*****婚姻届はあっさりと受理された。こんなに簡単なことに、この数週間、かなり悩んでいたのが嘘のようだ。隣のつくしをみると、晴れ晴れした笑顔。この笑顔をみると俺も幸せになる。もうこいつは「道明寺つくし」だ。俺が欲しくて欲しくて堪らなかった、「道明寺つくし」。やっと手に入れた。「これからよろしく、道明寺つくしさん。」そう言っ...