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With a Happy Ending

たとえば、こんな・・・ 1

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予告していた新連載です。二人の雰囲気に戸惑うかも?その理由は、少しずつ分かってくると思います( *´艸`)リアルが忙しいのもあって、今回はできるだけ1話は短めで繋いでいきたいと思っています。毎日更新は難しいと思いますが、少しでもテンポよくアップできたらいいな。また一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです(*^^*)・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆「あっ......まって!」軋むベッドの上。俺の下で揺さぶられているのは、...

たとえば、こんな・・・ 2

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「行ってらっしゃい。」玄関で、私が声を掛けると、彼はちらっと振り返り、「今日は昨日ほど遅くはならない。」そう言って、じっと私を見つめた。......え?何だろう?昨日の夜......あっ!?そうだ、昨夜は・・・彼の帰宅が深夜0時を回って、「遅くなるようなら先に寝てくれ」とは言われてたけれど、それも与えられた自分の部屋で眠るのか、彼の部屋で眠るのか...なんて、そんなことを考えていたらいつの間にかソファーで眠ってし...

たとえば、こんな・・・ 3

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「おい、今日は絶対早く上らせろよ。」「でしたら、これまで通り朝食は社でとられては?」俺の要求に、第一秘書の西田が渋い顔をした。俺は元々朝メシなんて食わねぇ。結婚前は出社後コーヒーを飲む程度だった。邸のダイニングに通うようになったのはつい1週間前からだ。普段の俺は一日中仕事三昧で、あいつと一緒に飯を食う時間は取れない。だったら、朝メシ位一緒にとってもいいだろ?1週間前、世間を騒然とさせた俺の結婚発表。...

たとえば、こんな・・・ 4

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牧野をリムジンに乗せ、タオルを渡すと、その温かさが伝わったのか、ふぅ...と息を吐いた牧野がポツリポツリと話し出した。「弟もどこかに連れ去られたみたいんです。」親父さんが勤務中の運転で事故を起こした。元々ペーパードライバーだったらしいが、同僚が突然気分不良になり、運転を代わったらしい。相当注意して運転していたはずだったが、前の車の急停車にブレーキが間に合わず、追突した。追突事故はほとんどが後続車の責...

たとえば、こんな・・・ 5

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「類とフランスに行くと聞いたんだが。」考え込む牧野に、俺は唐突に切り出した。いや、正直に言えば、裏の世界のことなんて実は大して心配していなかった。道明寺の権力を使えば、牧野一家の安全を保障することなど容易かったから。こじれるようならあきらに頼めば一発だろう。それよりも、俺が気になっていたのは、このことだ。「え?類.....いえ、花沢専務がそう言ったんですか?」「ああ。」パーティーの時から分かっていたが...