With a Happy Ending

まさかのHappy Birthday 5

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あたしは、ウエストチェスターの道明寺邸に入り、以前に通された司の部屋で彼を待つことになった。恐る恐る出たスマホから聞こえてきた司の声。「お前、ニューヨークで何してやがった?」今まで、一度も聞いたことがないぐらいに低い声。どれだけ司が怒っているかが伝わって来た。「ごっ、ごめんなさい。」そういうだけで精一杯なあたし。「謝罪は後で聞く。これからのことはそれからだ。邸で待ってろ。」それだけ言われ、スマホは...

変更

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こんばんは。Happyendingです。今日は、たくさんのサイトで司君のお誕生日企画で盛り上がっていますね!!私も、現在、マッハで執筆中。なんでこんなにギリギリなんだってことは置いといて・・先ほどの記事で、次は0時と書きましたが、第5話を23時第6話を0時に投稿します。理由は・・・書いてみて気付いたのですが、5話で切ると、司君に怒られちゃいそうだから・・・です。6話でも完結はしていないのですが、その後は、明日中にア...

まさかのHappy Birthday 4

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本当に我が夫には呆れる。夫が、つくしさんを「マキ」に変装させて、同行させようとしていることは、実はつくしさんが渡米する時から分かっていた。何故かと言えば、結局司から連絡があったから。「あんまり、つくしをこき使うんじゃねーぞ。」司も司、母親に対してその態度は何なのか。しかし、私にはつくしさんを呼び付けた記憶など全くもって無い。それから、椿から連絡があった。夫の第一秘書の岡田を絞り上げて、今回の計画を...

まさかのHappy Birthday 3

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お父様の腕に手をかけて、パーティー会場に入った。さすがは道明寺財閥総帥の登場に、周囲はどよめいている。マスコミはシャットアウトされていると聞いているけれど、コレ、本当に大丈夫なの??と心配になる。もちろん、このパーティーの内容が日本に報道されることは無いと思うけど、司に内緒というだけで、なんだかドキドキだ。会場内で多くの財界人と挨拶を交わすお父様。あたしのことは、新しい会長秘書だと説明していた。あ...

まさかのHappy Birthday 2

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すみません!15時に2話予約投稿しちゃってました。電車でチェックして良かった〜〜。ご連絡ありがとうございます!*****「お前さ。本当に一人で大丈夫か?」「なっ、何が?」「ニューヨーク。ババァの秘書なんて、結構大変だと思うぜ。」お父様の計画で、あたしはお母様の指示を受け、ニューヨークメープルの視察に行くと言う名目を背負い、司の誕生日の1週間前からニューヨーク入りすることになった。お父様の仕事との接点...

俺の女 25

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寮とは思えないぐらいに豪華な部屋を、グルグルと見て回った。炊飯器も、オーブンレンジも、コーヒーメーカーまである。コーヒー豆はメープルで初めて飲んだ『ブルーマウンテン』。こんな高級コーヒー豆がなんでこの場にあるのかな。廊下の扉を開けると、収納には掃除機が入っているし、洗面所は広いし、洗濯機も最新型で乾燥機能付き。バスルームを覗くと、シャンプーや石鹸も新品が用意されている。よく見たら、バスタオルも用意...

まさかのHappy Birthday 1

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司くん、Happy Birthday!!!私の大好きな司くんのお誕生日を記念して、本日から2-3日でこちらのお話を不定期時刻にアップしていきます。まだ最後まで書ききっていないのですが、予定では・・7~8話じゃないかと思われます。次回アップする時刻は、記事の最後に記載します。このお話は、『理想の恋人』のその後です。読んでいない方ももいらっしゃるかと思いますので、ざっと説明。『司君のマンションに住み込みメイドとなった...

俺の女 24

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ホワイトデーの後から、あたしのバイトの帰りは、必ず司さんが家まで送ってくれるようになった。司さんは、Barでゆっくり飲むことはなく、あたしのお迎えだけのために来てくれている感じで申し訳ない。でも、本人がそれでいいって言うし、あたしもやっぱり会いたいと思うから、甘えてしまっている。普通の恋人同士なら、土日にデートとかするのかもしれないんだけど、年度末と言うこともあり、司さんも仕事が相当忙しいみたい。い...

俺の女 23

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どれぐらいの間、牧野と舌を絡ませていたのか。このままじゃ止まらなくなりそうだと思った頃、ノックの音が部屋に響いた。我に返り、慌てて俺を押しのけようとする牧野。それを見て不機嫌になる俺。「無視しとけばいいだろ?」って言ってやったら、牧野に睨まれた。その牧野の唇は、テカテカと濡れている。ふん。そんな顔で睨まれたって、恐かねぇよ。大体、お前、腰抜けてんだろうが。そんな彼女を支えて立たせ、椅子に座らせた。...

俺の女 22

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慌てて着替えたあたし。分かっていた事だけど、ロッカーの鏡に映る自分はごくごく普通の女。鞄に入れていた化粧品は本当に必要最小限で、ファンデとリップのみ。リップすらも、薬用リップじゃ笑えないよ。けど、仕方ない。お試し期間だし、頑張ったところで、すぐにボロは出るもんね。そう思って諦めて、あたしは職員用通路に出た。先日と同じように司さんが、壁にもたれて待っていた。「じゃあ、行くか。」そう言って、あたしの右...