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With a Happy Ending

Telephone Love 39

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「道明寺社長、彼女はショッピングモールのスタッフですか?」恐らくはお婆ちゃんの息子さんが、医務室の入り口ドアを振り返ってそう言った。ベッドに張り付いていたあたしも、ぱっと振り返ると、そこには・・・一目見てオーダーメイドだと分かるセンスの良いスーツと、襟足をしっかりとまとめ、寸分の隙も無いアップスタイル。そして、何よりも、このオーラ。見間違うはずなんてない。道明寺楓我が社の社長であり、メープルグルー...

☆素敵なプレゼント頂きました☆

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皆様こんばんは(*^^*) Happyendingです。2周年の記事に、たくさんの拍手やコメントをありがとうございました。とーっても嬉しかったです(#^^#)ですが、なかなか忙しくて、お返事も出来ずにすみません。後からゆっくりお返事を返していきたいと思っています。忘れた頃に・・ですが、お待ち頂けたらと思います(*^^*)『Telephone Love』の続きはまだ手を付ける時間がなくて・・・あと少しなのに、お待たせしてしまって、こちらも申...

感謝2周年☆彡(SS付き)

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こんばんは~。Happyendingです。突然ですが、本日8月26日で、こちらのブログは2周年を迎えました。本当なら、連載の終了に合わせたかったのですが、もう全然無理でして・・(;^_^A今年は忙しいのでスルーしちゃえ!と思ったのですが、ありがたいことに覚えていて下さった方が数名おられて、ちょこっとコメントを頂いたりとかしまして・・・。それに、このブログは皆様からの励ましでぼちぼちとマイペースに続けているものですので...

Telephone Love 38

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「では私たちはこれで。」「はい。タクシーまでご一緒させていただいちゃって、すみませんでした。」空港を出ると、金子さんにまた出会った。そして、同じメープルだから一緒に行きましょうと、麻衣さんが強引に腕を引くものだから、断り切れずに一緒のタクシーに乗ることになっちゃった。新婚さんの邪魔をしてるあたしって・・・。バスか電車で・・と思っていたのに、どうしてか3人で黒くて大きなハイヤーに乗っていた。明らかに...

Telephone Love 37

4
あたしが師匠のために出来ること。一緒にいるだけじゃ嫌。守られるだけじゃなくて、あたしも師匠に何かを返したい。彼を守れるだけの何かを手にしたい。今すぐじゃなくてもいいの。これから先、あたし達がずっと続いていくのなら、少しずつ、彼に近づいていきたい。そうじゃなきゃ、ダメだと思う。左手の薬指にピッタリと納まったプラチナのリング。ブルーダイヤモンドが並んだ綺麗なリングはあたしには不相応なものだ。だけど、嬉...

Telephone Love 36

7
「ちょっと待て、落ち着け。」「ん?落ち着いてるよ?」ガラガラとスーツケースを引きながら歩く牧野を追いかけていく。「何でいきなり香港なんだよ。なんか不満でもあんのか?」「え?不満?そんなのないよ?」いきなり相談もせずに香港とか、俺を捨てて、家出でもすんのかと心配になった。それでも、ゴロゴロゴロと寝室へ入っていく時には、何故か扉を開いて支えてやっていた。「ありがと。」「じゃあ、何でだよっ!?」牧野がで...

Telephone Love 35

7
愛っていったい何だろう。好きだという気持ちの先には何があるんだろう。___ねぇ、師匠。    あたしたちは、ずっと一緒にいられる?「牧野。」「はい。」名前を呼ばれて振り返ると、師匠がいて、少しだけぼーっとしていたあたしは少し焦った。「今日は少し遅くなる。」「丸林建設との食事会ですよね。承知しております。」「晩メシ、ちゃんと食えよ。」「それは心配には及びません。」「プッ。じゃあ、行って来る。」「行っ...

Telephone Love 34

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「ねぇ、また来てる。」「きゃっ、本当だ。また牧野さん........だね。」そんな囁き声が聞こえ、私がゴホンッと一つ咳払いをすると、目の前の女性秘書が姿勢を正した。ここは道明寺HD日本支社秘書室。役員秘書は全員がここに集まり、仕事をしている。私の席は全員を見渡すことの出来る中央の一番奥。機密文書を扱うこともあるため個室も与えれれている私だが、最近はできるだけこの大部屋で目を光らせているのだ。ちらりと廊下を見...

Telephone Love 33

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「ツクシッ!!」プールサイドを興奮気味に駆けてくるのは、あのガキ。「よかったぁ。しんぱいしたんだよっ。」「へへ。ごめんね、ショーン。大丈夫だよ。」「でも......ツクシ、けがしてるの?」「えっ!?」「だっこされてる.....。」「やっ......これは......」未だ足元が覚束ない牧野を抱えているのは、当然俺。心配そうに見上げてくるショーンに、牧野はタジタジだ。「道明寺さん、この度は申し訳ないことを.....」「いえ、す...

Telephone Love 32

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「美味いか?」「うん。」隣には超絶美形のあたしの恋人がいて、「熱いから、気をつけろよ。」男性とは思えないほど綺麗な手で、紅茶をカップに注いでくれる。ちらっと隣に視線を走らせると、絶対にこっちを見ていた彼の視線とぶつかった。「何?」「なっ、なんでもないですっ。」甘い......甘すぎる。どうしよう。これって、あたしのせい?「体......大丈夫か?」「ブッ!」「大胆なお前.....すげぇ良かった。」「ブホッ、ゴホッ...