花男の二次小説になります。つかつくonlyです。

With a Happy Ending

寒い寒いイブの夜。
二人フラフラと歩いていく。
でもそこはやっぱり道明寺で。

「やっぱ、たりぃな。」
そう言って、狭い路地に入った。

「もう一回キスさせて。」
最高甘えん坊になってるこいつを甘えさせてあげるは、あたしの役目。
あたしは道明寺の首に腕を回して、思いっきり背伸びをした。

舌と舌が絡み合って、もっともっと欲しくなる。
「あーくそっ!」
って言って、頭を掻きむしって、また歩き出す道明寺が可愛らしい・・何て言ったら怒るかな。

また人込みに呑まれて歩く。
次の路地に入るかな?
どうする?
そんなことを考えていたら、綺麗なイルミネーションなんてもうどうでもよくなってる。

次の路地が見えてきた。
今度はあたしが彼の腕を引っ張って、細い道へ引きづり込む。
言っとくけどね。
本当だったら、こんなデカい男動かせるはずないんだから。
こいつがあたしに付いてきてるのよ。
そこんところを勘違いしないでよね?

振り返ろうとしたあたしは後ろから捕まった。
あたしを後ろから抱きしめる道明寺。
首筋に息がかかる。
くすぐったくて、ちょっと笑う。

「くすぐったいって。ぷぷ。」
「笑ってられんのも今のうち。」
「ヘイヘイ。アハハ。」

もうちょっとだけ、こうしていたいと思ったのに、
再び手を引かれて歩き出す。

「あれ?こっちじゃないよ。」
「こっちが近道。」
「ええ~。」
「お前、もうイルミネーションなんて見てねぇじゃん。」

ハハ。バレてたか。
そうそう。
もういいのよ。
二人でこのクリスマスに一緒にいるってことが大事なの。
それは香港でも、うちのアパートでも同じこと。

こいつがあたしの隣に、あたしがこいつの隣にいればいいってこと。


反対側の路地に出ると、そこはだーれもいない静かな道。
皆はきっとイルミネーションに夢中。

でもあたしは。
あたし達は。
お互いに夢中ってこと!
あー恥ずかしっ。
こんなことはさすがに言えないわっ。


急に道明寺が走り出した。
あたしはつられて走っていく。
つーか、このパンプスじゃ、走れないって。
それでも一生懸命に走る。

何に向かって?
そりゃー、まぁ、そうでしょう。

二人きりになれる場所。
二人で愛し合える場所。
それしかないでしょう?

走りに走って辿り着いた、香港メープル。

周りの人々が騒然とする中を走り抜けて、あたし達はVIP専用エレベーターに駆け込んだ。



 

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調子に乗って、もう少し続けます。
適当にアップしているので、適当にお読みくださいね~。
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  1. あたしが幸せになるために(完)
  2. / comment:2
  3. [ edit ]

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  1. 2016/12/25(日) 15:39:08 |
  2. |
  3. [ edit ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

  1. 2016/12/25(日) 15:25:23 |
  2. URL |
  3. じゅんこ
  4. [ edit ]
こんにちは♪メリークリスマスです(*^^*)
連投すごいですね☆最高です。
そして、激甘素敵(^^)
さりげなくいちゃつきもニヤニヤしちゃう。
次も楽しみにしてますね。

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