花より男子の二次小説。CPはつかつくonlyです。

With a Happy Ending

エレベータの中は、いわゆる密室。
道明寺はカードを出して、最上階をタッチすると、あたしに吸い付いてきた。

あー。まずいなぁ。
ちょっと甘やかしすぎたかな。
完全にスイッチが入っちゃったこいつは、あたしでも止められない。

こいつってキス上手なんだよねぇ。
ムカつくことに、キスの経験は豊富だからねっ。
でもさ。
こんな情熱的なキスをされるのは、あたしだけでしょ?
あたしだけだよね?
あたし以外の女にこんなキスをしたら絶対に許さない。

不思議だなぁ。
あの時。高校生の時。
あたし、どうして道明寺に付いていかなかったんだろう。
あの時のあたしにとってはベストな選択。
遠距離恋愛なんて、お互いに信じあっていれば大丈夫だって思ってた。
でも、現実ってやつはそんなに理想通りにはいかなくて、
何度も一人で泣いたこともある。

今ならどう?
この人を4年間、手放せる?

それは絶対に無理っ!
あの時と、今と何が違うんだろう。

一番の違いは・・・
あたし達は、あたし達のぬくもりを知ってしまったから。
「好きだ」とか「大切だ」っていう気持ちの他に、
「愛する」とか「抱きしめる」っていう喜びを知ってしまったから。


エレベータが開いたとたん、そこはスイートルーム。
さすがはメープル最上階ねって、そんなことを考える余裕はもうすぐなくなる。

ほらね。
道明寺の目がもう、狂ってる。
あたし知ってるんだから。
あんただって、イルミネーションなんて見てなかったでしょ。
あたしのことしか見てなかったでしょ。
知ってるんだからねっ。

道明寺がコートを脱ぎ棄てて、
あたしはパンプスを脱ぎ捨てた。

彼がジャケットを脱ぎ捨てて、
あたしはコートを脱いだ。

羽織っていたニットカーディガンを脱いだところで、道明寺に喰いつかれた。
背中が壁に押し付けられる。

キスしてキスしてキスして・・
その唇が首筋を伝って・・

道明寺があたしのドレスのファスナーを開ける。
そこで彼の視線が止まった。


「お前・・ブラしてねぇの?」
「え・・うん。ドレスに補正ついてたから。結構きつくて・・」
「バカっ。誰かにドレス降ろされたらどーすんだよっ。」

ぷっ。
あたしのドレスのファスナー開ける男なんて、あんたしかいないって。
そんなことも分かんないの?

「お前はホント、ムホホ地帯だな。ブラなしで歩くなんて、これからは許さねぇからな。」

そんなに怒ることかしらね。
透けて見えてた訳じゃないじゃないの。
パンツなしって訳じゃないのに。

クスクス笑っちゃったあたしに向かって、
「お前ホント、なめてんな。ブラなしってことは、いくらでもしゃぶってくれっつーことと一緒なんだかんな。」

アホか。
そんな訳あるか。
プクク。

って、
「あっ。」
ゾクゾクする感覚。
道明寺にしゃぶりつかれる感覚。
きついドレスから解放されたあたしの感度はメチャクチャ高い。

気持ちイイ、気持ちイイ。
ダメだ。これはダメ。

道明寺のクルクル頭に指を通す。
「ああん・・」

あたし達はそのまま、毛足の長い絨毯に倒れ込んだ。



 

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ここで終わる訳にはいかない(笑)。
ですが、一度はやめに晩御飯の準備へ・・・。
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  1. あたしが幸せになるために(完)
  2. / comment:1
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  1. 2016/12/25(日) 19:07:04 |
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