花より男子の二次小説。CPはつかつくonlyです。

With a Happy Ending

昨日はちょこっとびっくりしていただけましたか?
ワンパターンでいいと言いながら、やっぱり気になってて、少しノリを変えてみました。(←案外引きずっている。)
今日は、つくしSideの短編です。
*****





「今日のパーティーは一人で行くから。お前はチビを見といてやれ。お前も無理すんな。」

そう言い残して、愛する夫は出掛けて行った。
夫の司は、パーティーであたし以外を同伴しない。
同伴するのは妻のあたしだけ。
そのあたしが、パーティーに一緒に行くって言っているのに、どうしてあんたが断るのよ。
そりゃ、チビちゃんだってまだ3か月だよ。
でも授乳の間隔も3-4時間間隔で落ち着いてきたし、あたしだって外出できるんだから。
こーいう時のために、冷凍母乳を哺乳瓶で飲ませる練習もしたんだもん。

全くあたしの夫は何にも分かってないんだから。
一人でパーティーなんか行かせたら、気になって、気になって、子育てどころじゃないんだから。
今思えば、司が帰国してからしばらくの間、勇気が出なくてパートナーを断っていたことが信じられない。
あたしって、いつからこんなに嫉妬深くなったのかな?
昔は、司がいつも嫉妬して、みんなに迷惑かけていたぐらいなのに、今ではあたしの方が追いかけてる。
なんか変な感じ。
でも、こーいう自分も嫌いじゃない。


チビちゃんごめんね。
今日は、ちょっとだけ、ママを自由にしてね。
あなたをちゃーんと愛しているからね。
でも、ママにはもう一人大事な人がいるの。
必ず、あなたのパパを連れて一緒に帰ってくるからね。



司に遅れること1時間。
あたしはパーティー会場に到着した。
出産後ふくよかになった胸のため、今まで着ていたドレスはバストが合わない。
だから、シルクのブラウスとたっぷりと襞をとったロングスカートを身に着けた。
足元は久しぶりのハイヒール。
胸元には、お義母様に頂いたネックレスを仕込んだ。

会場内をグルリ見渡す。
夫がどこにいるかなんてすぐに分かる。
だって、多くの女性たちが向ける視線の先をたどれば、必ず彼がいるんだから。



今日も完璧な出で立ちね、道明寺さん。
愛する奥様はお連れじゃないのかしら?
パートナーを連れずにこんなところへ来るなんて、奥様と喧嘩でもされたの?
それとも、他に気になる女性でもいらっしゃるのかしら?

ふーん。
もしかして、奥様が子育て中で、寂しくなっちゃったのかしらね?
あなたのその容姿ならば、きっとどんな女性も思いのままね。
今だって、どれだけの数の女性があなたを狙っているか、分かってる?


そんなあたしの気も知らずに、相変わらず優雅な振舞いを見せている彼。
あたしには自宅にいるように指示しておいて、自分はフェロモンをまき散らしているなんて許さないんだからね。



「こんばんは、道明寺さん。今晩はお一人ですか?」
あたしはその容姿端麗な男に話しかけた。


ねぇ?今でもあたしのことが好き?
母親になったあたしのことも、ちゃんと愛してくれている?
あたしのこと、抱きたいと思ってる?

チビちゃんが生まれてから、しばらくSEXはお預けで、産後1か月目ぐらいから再開した。
それでも、以前よりは明らかに求められる回数が少なくて、あたしはちょっと不安になった。

ねぇ?もしかして、あたしに飽きちゃった?
あたしのこと抱きたくないの?
あたしはこんなに抱かれたいと思っているのに、
あんたはそうじゃないの?

頭の端っこではちゃんとわかってる。
そんなはずないって。
司が愛しているのはあたしだけだって、分かってる。

でもね。
あたしだって、求められたいの。
ずっと、道明寺司の女でいたいの。
それで、あんたには、ずっと、あたしだけの男でいてほしい。



「では参りましょうか?」
そう誘ったあたしに、ちょっとだけ躊躇する司。
何よ?
あたしはあんたの女じゃないの?
チビちゃんのママだけやってたらいいの?

そう思っているあたしの耳元で、「今夜は帰さない」と囁かれる。

そう、これが聞きたかったの。
これで・・満足。
じゃあ、行きましょうか?





エレベーターの中で、夫と濃厚なキスをする。
夫がkeepしているスイートルームに入って、互いに服を脱がせ合う。
そうして一緒にベッドに転がり込んだ。


愛し、愛され、
求め、求められる。
尽くし、尽くされ、
施し、施される。

ベッドの上を転がって、
散々鳴かされた後に、
夫の上に座らされた。

「動いてくれ。」


〈道明寺つくしの男〉は、ただの男じゃない。

世の女性たちが常に狙いを定めている。
それは、結婚して、子供ができた今も同じ。

そんな男の望みを、どうして断ることができる?


彼の上で上下に動く。
下に落ちた瞬間に、更に下から突き上げられる。
もうだめって思ったのに、今度は乳房に吸い付かれた。

「俺にもくれよ。」


チビちゃんを生んで、あたしの乳房の形は変わった。
その乳房に吸い付かれ、舌でしごかれる。
パンパンに張った胸の圧が抜けると同時に、刺激が強くなった。

「んっ。あっ。」
「これもイイナ。」

うん・・イイ。だけど・・

「司・・キスして。」

トロトロに蕩けるキス。
舌を絡めて、口腔内を舐めまわして、これでもかっていうぐらいに喰らいつく。
これが好き。
どこまでも、どこまでも落ちていく。
女のあたし。


その後も何度も何度もイカされて、あたしは深い眠りについた。




朝、髪の毛を撫でられる感覚で目覚めると、
司が不自然に視線を逸らす。

「チビは・・どうした?」


もうっ、本当に優しいんだから。
あたしにも、チビちゃんにも無限に優しいこの男。

でも、そうやって視線を逸らしたって言うことは、
昨日の夜はチビちゃんのこと、忘れるぐらいに夢中になったんでしょう?
それぐらい、あたしに夢中になったんでしょう?

チビちゃんに申し訳ないの?
それとも、母としてのあたしに遠慮しているの?
でもそれって間違ってる。
だって、パパとママが幸せじゃないと、チビちゃんだって幸せになれないんだよ。

あんたが、いろいろ我慢していたことなんてお見通し。

だって、いつだって、あんたの愛は限りなく深い。

妻としてのあたしへの愛も
母となったあたしへの愛も


でもね。
あたしだって、あんたを愛してる。
これ以上は愛せないってぐらいに愛してる。

だから、
世界中のすべての女性を敵に回したとしても、
あたしはあんたを手放さない。


ねぇ、覚えておいて。
あたしがママに徹していると思ったら大間違い。
あたしはいつだって、あんたを欲してる。
あんただけを欲しいと思ってるんだから。
いつでも、どこまでも追いかけていくからね。
絶対に一人きりにはしないんだから。


彼はあたしだけの男。
〈道明寺つくしの男〉は永遠にあなただけ・・



 

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いつも応援ありがとうございます。
ちょっとつくし怖かったかなぁ(笑)。
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  1. あたしが幸せになるために(完)
  2. / comment:4
  3. [ edit ]

いつも応援ありがとうございます。

  1. 2017/01/04(水) 22:29:59 |
  2. URL |
  3. Happyending
  4. [ edit ]
沢山の拍手、ありがとうございます。

初めましての方も、コメント本当にうれしいです!

「ワンパターン」は自分の中でも、ある程度割り切ってはいます。
今は、気持ち的にはワンパターンを気にするというよりは、マンネリ?しないようにはしたいんですけど、なかなか・・・ねぇ。
難しいところです。

もう少しひらめきや文才があれば、もっと楽しいお話が書けるのかなぁと思ったりもしますが、まぁ、自分は自分なので、焦らずに細く続けていきます。
これまで通りに応援いただけると幸いです!

  1. 2017/01/03(火) 21:27:30 |
  2. URL |
  3. コッコ
  4. [ edit ]
はじめましてコメントします!
私はHappy Endingさんの描き方がすごい好きです!
ワンパターンなんて言ってる人は誰ですか!?!?
シリアスなの求めてる方は他を見たら良いのです!
私はこのそれこそハッピーエンドが大好き!!!
気にせずじゃんじゃんハッピーエンディングにもっていってください!
最高ですよ!
もうキュンキュンするのを毎日更新楽しみにしてますので、我が道進んでくださーい!!!

Happy Endingさんのお話読んでるとこっちまでハッピーになります(*^^*)
これから素敵なお話を楽しみにしてますね!

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  1. 2017/01/03(火) 17:31:30 |
  2. |
  3. [ edit ]
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  1. 2017/01/03(火) 15:36:16 |
  2. |
  3. [ edit ]
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