花男の二次小説になります。つかつくonlyです。

With a Happy Ending

「お前、俺のお袋とはどういう関係?」

・・・。
あたしは、なんて答えていいか迷ってしまった。
あたしが道明寺邸で過ごしていたのは、あんたの隣に並ぶためで、
あたしは高校生の時からあんたが好きで、
今でも・・・好きで・・・。

お母様が私に提案してくれた。
あんたの隣に立てるように、教育の場を与えてくれたの。
だけど、それをどうやって説明する?
記憶のことを説明するべきなの?


けれど、あたしは、とっさに嘘をついてしまった。
後から考えたら、こんな嘘、つくべきじゃなかった。
本当のことを話すべきだったのかも知れない。
あたしたちは、付き合っていたんだってことを。
でも・・・


「英徳で成績がよかったから、あんたのお母さんに目を付けられたの。
将来道明寺ホールディングスに入社することを条件に、色んな教育を受けさせてもらったの。」


でもね。ここからは、本当の話・・これは、うそじゃないよ。
信じて・・・。

「それでね。あたしね。高校の時から、あんたのことが好きだったの。
あんたはNYに行っちゃったから、あたしのことなんて知らないと思うけど、あたしは知ってたよ。
お母様はそれを知っていたから、あたしに言ってくれたの。
お母様の望む結果を出せたら、道明寺司の婚約者にしてくれるって。
だから・・・、だから、あたし・・・」
あたしは両手を握りしめ、唇を噛んでうつむいた。
そうしていないと、涙がでそうだったの。



俺は牧野の話に驚いた。
驚きすぎてすぐには言葉もでなかった。

『高校の時から、俺のことが好きだった』

その言葉が頭の中に響く。

それって、今も俺のことが好きってことか?
そういうことか?

牧野は顔を真っ赤にして、うつむいている。
それが・・答えか?


それからの俺の行動は速かった。
すぐにウェイターを呼び、チェックを済ます。
うつむいたままの牧野の腕を引き、立ち上がらせ、待たせていたリムジンに乗り込んだ。
驚いた牧野の顔が視界に入ったが、構っている余裕はなかった。


内線で運転手に邸に帰るように指示を出した後、
牧野を引き寄せて強引にキスした。
左手であいつの後頭部を抑え、右手はあいつの背中に回してロックする。
牧野が目を見開いて抵抗を見せるが、止まらねぇよ。

息苦しくなったのか、牧野の力が抜けていく。
それをみて、背中に回していた手を頬に添えた。
角度を変えて何度も何度もキスをする。
牧野から吐息が漏れ出した隙をみて、舌を入れた。

「んっ、んん!」
牧野が焦ったように、俺のスーツにつかまってくる。
やばい。本当に止められねぇ。

あいつの口腔内を舐めまわし、あいつの舌に吸い付く。
頭の中が、しびれてどうにかなりそうだ。
あいつの手をとり、指を絡める。


どんどん深くなるキスに夢中になっていたところで、リムジンが止まった。




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  1. あなたに会いたくて
  2. / comment:1
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  1. 2016/09/04(日) 07:10:56 |
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