花より男子の二次小説。CPはつかつくonlyです。

With a Happy Ending

司くん、Happy Birthday!!!
私の大好きな司くんのお誕生日を記念して、本日から2-3日でこちらのお話を不定期時刻にアップしていきます。
まだ最後まで書ききっていないのですが、予定では・・7~8話じゃないかと思われます。
次回アップする時刻は、記事の最後に記載します。

このお話は、『理想の恋人』のその後です。
読んでいない方ももいらっしゃるかと思いますので、ざっと説明。
『司君のマンションに住み込みメイドとなったつくしちゃん。そのつくしに惚れちゃった司が、つくしを変装させて、マキという秘書に仕立てます。ごちゃごちゃしたけど、ふたりはハッピーエンドで結ばれました。』というお話です。(←ざっとしすぎっ!)

すでにクリスマスに結婚式を挙げて、夫婦となった二人。
その後の初めての司のB.D.がやってきました。
さて・・どうなる??
スタートは、すっとぼけ気味の道明寺パパから・・

***




私の名前は「道明寺忍」。
言わずと知れた、道明寺財閥の総帥だ。

私には強く反論したいことがある。
世の中では、道明寺家は家業にかまけて、子育ては蔑ろにしているなんて言われているが、そうじゃない。椿にも、司にもそれなりの愛情を示してきたはずなんだ。
だが、ニューヨークと日本という距離と時間の差があっては、なかなかその愛情が伝わらないのは当然だろう?
それに、大学生になって、やっとニューヨークに渡って来た司と、いきなり仲良し親子なんてやれるわけがないだろう?
だから、傍目からすれば、私たち親子には壁があるように見えるかも知れないが、実際にはそれほどのわだかまりなど、私たちは持っていないんだ。

昨年のクリスマス、愚息が、ついに結婚した。
クリスマスに二人だけで結婚式をやろうなんて甘いんだよ。
私たちを舐めちゃいけない。
妻の楓だって、黙っているはずがない。
結局、椿も一緒に日本まで押しかけて、二人の結婚式を見守ったさ。
当然だろう、親としては。

そんな私は、少しだけ、司とつくしさんに不満があった。
まずはつくしさんだが、嫁としてこれ以上ない人だと思ってはいるものの、一つ残念なことがあった。
それは何か・・・
是非とも会いたかった「マキさん」に、私は、結局一度も会えなかったのだ!
クリスマスにつくしさんに会った時に、私は恥を忍んで聞いてみたさ。
「私も、〈マキさん〉を見てみたかったな。」とね。
その答えはこうだ。
「もうマキにはならないって、司さんと約束したんです。ですから、もうマキにはなれません。」
司の奴め。
自分だけ、恋人を秘書にして、イチャイチャ楽しみやがって。

そうそう、もう一つの不満は、司にある。
司の奴。私でも置いたことのない「女性秘書」をマキさんにやらせていたと分かった時には、嫉妬で怒り狂いそうだった。
何故かって?
それは楓が、私が女性秘書をつけることを許さなかったからだ。
道明寺に入って、すでに30年以上が経っているが、私は一度も女性秘書をもった経験がなかった。
だけど、一度ぐらい、女性秘書にコーヒーを持ってこられたり、パーティーに同伴させたりしてみたいだろう?
だいたいパーティーは楓か椿だし、彼女たちの都合が悪ければ、一人で参加するしかなかったんだ。
それなのに、司は、つくしさんを「マキさん」という秘書に仕立て上げ、聞くところによると、仕事も同じ執務室で行っていたとか。パーティーにも会食にも、必ずマキさんを連れ歩いていたとか。
何が、ゲイの噂があるだ。アホ息子め。
司が、マキさんを狙っていることなんて、誰に聞かなくても明らかだった。
だから、司がつくしさんを連れて来た時には驚いたなんてもんじゃなかったな。
まぁ、ああいうからくりだったってことには、もっと驚かされたが・・・


そんな時、椿から電話が入った。
「お父様、さっき、つくしちゃんから電話があったの。今度の司の誕生日、家族でお祝いできないかって。丁度その頃に司のニューヨーク出張があるから、その時に皆で集まれないかって。」

その話を聞いて、私はひらめいた!
ここは、人生初の「女性秘書」を経験するチャンスだ。
相手がつくしさんだとすれば、楓が文句を言うこともないだろう。
つくしさんには、「マキ」に変装してもらう。
何て言ったって、ウィルソン氏が絶賛していたマキさんを、私は一度も見たことがないなんて、私のメンツにかかわるだろう?(ウィルソン氏は「理想の恋人25話」でマキと会っています。)

「椿、この件は、もう楓に伝えたのかい?」
「まだですわ、お父様。」
「それなら、あとはこちらで都合をつけるから、つくしさんに私から連絡を入れると伝えてくれ。」
「それは、一応はOKと受け取っていいのかしら。」
「あぁ。31日は必ず空けるよ。」
「良かった。約束よ、お父様。私も絶対参加するから。楽しみにしているわ!」

ヨシっ。
私にもチャンスが到来した。
楓に相談すれば、一発で却下されるから、内緒にしておかなくてはならない。
そうと決まれば、すぐにでもつくしさんに連絡を入れるしかないな。

私は第一秘書の、岡田を呼んだ。
この男は私の腹心だ。
私が何を計画しようとも、完璧にバックアップする男だ。
今回の計画を話すと、初めて岡田が難色を示した。

「楓社長と、司様に知れた日にはまずいことになりますよ、会長。」

何を言うか。
私は、道明寺のトップだぞ。
何があったところで、誰にも文句なんか言わせるものか!



*****



司と結婚式を挙げて、あたしは「道明寺つくし」としての生活を始めていた。
マスコミへの結婚発表はまだだったけど、4月にはニューヨークで披露宴が予定されている。
いろいろあったけど、あたし達は、世田谷のお邸で暮らし始めた。
あたしは、司の秘書とメープルの仕事を続けている。
忙しいけど充実していて、司にも愛されて、あたしは幸せな日々を過ごしていた。

そして、今月末には、司の誕生日が来る。
司は、以前にあたしが西田さんの誕生日パーティーを準備したことを未だに根に持っていて、「なんでお前が西田の誕生日なんか知ってんだよ。」とか「お前がわざわざしてやることなんてねぇのに。」とか文句を言っていた。
たぶん・・だけど。
司もお誕生日ケーキをみんなで囲んで食べたいんじゃないかなっていうのがあたしの予想。
あたしにとっては、初めての司の誕生日。
二人きりっていうのもいいかなと思ったんだけど、あの様子をみたら、きっと家族でお祝いするような誕生日がしたいのかなって考えた。

それに、西田さんにこっそりと確認したところ、どうやらこの月末は司はニューヨーク出張になりそうなんだって。それなら、好都合。あたしも向こうへ行って、椿お姉さんにもロスから来てもらえれば、お父様とお母様の都合が合えば、家族でパーティーができるって気が付いた。

さっそく椿お姉さんに連絡をしたら、どうやらお父様が都合をつけてくれるみたい。
ドキドキしながら、お父様の連絡を待った。


RRRRR・・・

「はい。」
「あぁ、つくしさん。私だ。」
「お父様、先日の結婚式は出席下さりありがとうございました。」
「ははは。それはいいんだけどね。今回の司の誕生日だけど。」
「はい。」
「31日、こっちの邸でパーティーをするっていうことでいいのかな?」
「本当ですか!きっと、司さんも喜びます!」
「うーん。でも、こちらにも条件があるんだよね。」
「え?条件ですか?」
「つくしさん、すこし早めにこっちに来て、私の秘書をしてくれないかな?」

ええ?秘書?
会長秘書なんて、無理でしょう??

「あの・・」
「それが嫌なら、私も誕生日には協力できないな。」
「そんな。」
「それから、秘書はマキさんの恰好でしてね。」

マキっ!?
今更、どうして??

「ほら、私は、マキさんに会ったことがないから。一度会ってみたいんだよ。」

なんで、マキに会う必要があると言うの??

「つくしさんが、マキになって私の秘書をしてくれるって言うんなら、何でも協力してあげるけどね。」

「でも、司さんが、何て言うか。」
「だから、あいつには秘密だよ。」
「ええ~っ!」
「ついでに楓にも秘密だから。」
「お母様にもですかっ!」
「どうする、つくしさん、嫌なら司の誕生日は・・」


「やっ、やります!やります!すぐにニューヨークへ向かいますっ!!」

何がどうなっているのか???
でも、愛する司の誕生日を家族皆で祝うため、あたしはお父様の条件を飲むことにした。
これが、とんだ波乱を引き起こすなんて、そんなことは全く予想をしていなかったんだ。



 

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  1. まさかのHappy Birthday
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  1. 2017/01/31(火) 14:09:42 |
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  1. 2017/01/31(火) 08:21:05 |
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  1. 2017/01/31(火) 07:43:37 |
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  1. 2017/01/31(火) 00:07:03 |
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