花男の二次小説になります。つかつくonlyです。

With a Happy Ending

今日の門限が21時って・・司さん、何考えてんだろ?
あたし、高校生じゃないんだけど・・。
でも、まだ20時半だもん。
司さんより、先に帰れるはず。
あたしは、何事も無かったかのように、LINEを入れた。
『終わったので、今から帰ります。』

で・・
急げ、急げっ!
そう言えば、司さん、ご飯食べて帰るよね?
今から作るっていっても、チャーハンぐらいしかできないけど。
冷ご飯でも、いいかな?

はぁ、はぁ。
何とか、マンションの正面玄関にまでたどり着いた。
指紋承認をして、息を整えながら、エレベータに乗る。

緊張しながら開けたドアの中は・・暗闇。
良かったぁ・・先に帰って来れたみたい・・。

はぁ。もぅ。汗だくだよぉ。
お米だけセットして、先にシャワーだけでも浴びておこう。

ふぅぅ。
スーツを脱ぎながら、あたしはちょっと首を捻る。
別にあたし、悪いことをした訳でもないのに、なんでこんなにビクビクしてるんだろ?

でも、思い当たる節はある。
早く帰れる日は待ってるって約束してたし、出張から帰ったら一緒に寝ようとか言っちゃってたし。
それなのに、初日から、彼氏ホッチッチはまずかったかなって、反省はしてる。

でもさ。司さんだって忙しい人な訳だし、あたしのことなんて気にかけてないと思ったんだもん。
だけど、思い返せば、「お試し」していた時だって、いつもバイトの後は迎えに来てくれていたし、案外心配性なのかもしれない。
そもそもこのマンションだって、寮での一人暮らし何て心配だとか言って、司さんがあたしの為に用意したものだ。まぁ、自分の都合も大いにあったのだとは思うけど。

あたしだって、もう社会人なんだから、そんなに子供みたいに心配してもらわなくっても大丈夫なのになぁ。
あたしは、なかなか常識はずれな両親に育てられたせいか、過度に心配されたり、大切にされたりすることに慣れてない。
今までだって、自分のことは自分で決めて、やって来たしね。
あたしって、周囲からは割としっかりしてるって思われてるんだけどな。
司さんから見たら、そうは見えないのかな?

そんなことを考えながら、あたしは、シャッシャッとお米をといで、シャワールームへ急いだ。



*****



「おい、西田。」
「今度は何でしょう?」
「今何時だ?」
「20時30分ですが・・。」

だよな。分かってる。
けど、あいつ、まだ飯食ってんのかよ!
ったく。社会人になったからって、色気づいてんのか?
まさか、酒とか飲んでねぇよな。
変な男に言い寄られてねぇだろうなっ!

今日は、きっちり今後のことを教え込んでやらなきゃなんねぇ。
と思ったところに牧野からのLINE。
帰ってきやがったな。

ガタンと俺は椅子から立ち上がった。
「もう、いいよな。」
「はい、後の確認はこちらでしますので。」
「じゃあ、先に帰るわ。」
「お疲れ様でした。明日は8時半にお迎えに上がります。」


会社で西田と別れて、俺は速攻マンションへ。
あいつ、ちゃんと帰れたのか?
部屋に入ったら、連絡入れるようにさせるか?
いや、ドアにセンサー付けとくかな。
カメラが確実か。

俺は、チャイムも慣らさずに、牧野の部屋のドアを開けた。
部屋の電気は付いている。
けど、出迎えはねぇ。


靴を脱いで、一歩中へ入ると、カチャッと左側の扉が開いた。
そこから出てきたのは牧野。
髪は緩くトップで纏め、体にはバスタオル一枚を巻いただけの姿。
「ふぅ。」
と息を吐いた牧野のが、ベッドルームに入ろうとしていて、その白い肩と太腿から下全開の細い足に、俺は生唾を飲んだ。

ガタッ。
あ、やべっ。思わずよろけちまった。
ぱっとこちらを振り返った牧野。
その瞳が驚きに見開かれて・・・


『うっぎゃー!!!』


こいつのこの叫びには、ある程度慣れた俺。
つーか。別に俺が悪いんじゃねぇっつの。
お前こそ、もう風呂入ってるなんて、やる気マンマンじゃねぇかよ。

固まるこいつに近づいて、頭をポンポンと叩いてやった。
「風邪ひくぞ。早く着替えて来いよ。襲うぞ。」
できるだけ冷静に言ったつもりだったが、顔はニヤケたままだったらしい。
「・・っ!!」
牧野が俺を睨んだ。



 

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いつもたくさんの応援、ありがとうございます!
最後のつくしの叫び。初め、「スケベっ」を考えたけど、古いなって思ってやめて、次は「エッチ」が浮かんだけど、なんか違うなと思い、最後は「エロ」って思ったのですが、やっぱりなんか違うんですよね。
むずかしいです。
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  1. 続・俺の女
  2. / comment:6
  3. [ edit ]

そう言えば

  1. 2017/02/24(金) 23:32:43 |
  2. URL |
  3. Happyending
  4. [ edit ]
「ほっちっち」は、標準語じゃないんですね〜。
私の中では普通でした。。。
ほったらかし、放置、みたいな?

司がよろけるの、私もツボです(笑)。

こんばんは〜

  1. 2017/02/24(金) 19:53:49 |
  2. URL |
  3. Happyending
  4. [ edit ]
いつもたくさんの応援、ありがとうございます。
今は週末の法事に向け、実家に向かう約5時間の旅の中。最終コーナーを回り、もう少しで着きそうです。
しかし、携帯からって、コメント難しい!
なので、まとめてのお返事ですみません。

そうそう、私が迷ったのは、本当の最後。『っ!!』のところなんです。結局セリフは入れられなくて、今なら、『変態!』かな(笑)。

エロは西門さんだなぁ。確かに。
スケベはもう、死語なんですって。ネット情報によると。
私は古い人間だから、困っちゃいます。

明日、明後日の分は、お話は短めなんですが、予約投稿済みです。
ただ、携帯で見直しするつもりが、どうにもできそうにないので、あれ?みたいなミスがあるかも。ゴメンナサイ。
気づいたら、こっそりご連絡を〜。

ではでは、明日、AM5:00に。

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  1. 2017/02/24(金) 16:12:16 |
  2. |
  3. [ edit ]
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  1. 2017/02/24(金) 07:33:19 |
  2. |
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  1. 2017/02/24(金) 05:37:10 |
  2. URL |
  3. 四葉
  4. [ edit ]
エロは、エロ門を想像しちゃうかも。しかも、司さん紳士だし♪門限かぁ。心配&あいされてますなぁ。四葉は、最近、21時が来ると、無性に眠くなって船漕いでますわ(●´ω`●)

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  1. 2017/02/24(金) 05:05:31 |
  2. |
  3. [ edit ]
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