花より男子の二次小説。CPはつかつくonlyです。

With a Happy Ending

ここまで来ると、さすがの俺もこいつがおかしいと気づく。
だからと言って、こんなこいつもたまらなくて、その理由を後回しにしてしまった。
俺はこの1か月、こいつが欲しくてたまらなかった。
こいつは、俺のことなんて求めてないと思っていたが、そうではなかった。
それだけでも満たされるものがある・・というのに、
この異様な可愛らしさは何なんだ?

つくしがいつもと違う・・その理由。
俺はそれを知らなければならない。
でも、目の前のつくしがやけに楽し気で、聞くタイミングが掴めずにいた。


フンフンと鼻歌を歌いながら、俺のネクタイを外す。
そして、俺のシャツのボタンも外していく。
俺はこいつにされるがまま。
こいつは俺にまたがったまま嬉しそうだ。

こいつが嬉しいなら、俺も嬉しい・・・
そんなことを考えているうちに、つくしが俺のシャツを脱がせ、俺の両手首をネクタイで縛り始めた。

・・・?
解こうと思えば、余裕で解くことができるような緩い結び方。
そして、
「どうみょうじ・・・逮捕します。」

俺を見おろす大きな瞳は真剣だ。
けど俺の液体で濡れた口元は卑猥で・・
そのギャップに、俺は心臓が止まるんじゃねぇかと思った。

本当にどうしちまったんだ、お前。
絶対に何かある・・そう思うのに、言葉が出ない。


真面目顔のつくしが俺の上から降りて、俺の手を引いて立たせた。
俺はそれに黙って従う。

「道明寺、あっちに行こう。」

そうして、つくしに逮捕された俺は、ベッドルームへ連行された。


つくしの指示に従い、ベッドの端に座る。
ネクタイを持ったつくしが、俺の隣に腰を降ろした。

いつも二人で寝ているキングサイズのベッド。
そのベッドの上で会話するのは久しぶりのこと。
だけど、つくしは先ほどとはうって変わって、寂しそうだ。

「道明寺はねぇ、優しいけど・・・。司はねぇ、あんまり優しくないんだよね。」
そう言って溜息。
「は?」
「だから、道明寺、帰らないでね。」
「お前・・何言ってんの?」
「道明寺、帰らないで。ずっと、ここにいて。あたしの傍にいてよ。一人にしないで。」

真剣なこいつの瞳。
こいつの懇願。

つくしは、俺と結婚してから、俺のことは『司』と呼んでいた。
俺がそう呼ばせた。
けれど、こいつは、『道明寺』の方が良かったと言う。
『道明寺』方が優しかったと。

その訴えが、胸に突き刺さった。
俺がこの1か月でつくしに与えた不安。
それが、どれだけ大きなものだったのか。

「司じゃだめなのか?」
思わずそんなことを聞いちまう。
結婚前の方が幸せだったと言いたいんだろ?
今の俺じゃダメなのか?
反省してるんだ。
だから、そんなことを言わないでくれ。
そんな、自分勝手なことを思う。

「・・司?司は嫌い。だって、あたしを一人にして。あたしを捨てようとしてるんでしょ?」
つくしの瞳に涙が溜まった。
俺は返す言葉が見つからない。
つくしに嫌われて当然の行動をしていた馬鹿な俺。
だからって、俺がつくしを捨てるだなんて、そんなことをこいつが考えているなんて思いもしなかった。


「司は、嫌いだもん。」
プイっと横を向いてすねるこいつ。
酒のおかげで聞き出せた、こいつの本音に胸が痛んだ。

俺はつくしとの結婚して、安心していた。
体を合わせなくても、俺の心はこいつのものなんだから、こいつが不安になるなんて考えてもみなかった。
自分の体はきつくても、つくしは何とも思ってねぇんだと思ってた。
けど、違う。
こいつは寂しかったんだ。

「俺が帰らなくて、寂しかったのか?」
「うん。」
「ごめん。」
「なんであやまるの?」
「お前の事を考えすぎて、仕事に集中できなかったんだ。だから・・」
「だから?」
「だから、ワザとお前を避けてた。」

つくしがじっと俺を見つめる。
それから・・
「バーカ。」
と一言。
「おいっ!」
「司のバーカ!アンポンタン!」
そう言って、俺の胸を叩く。

「ホント、俺はバカだな。お前に寂しい思いさせて・・ホント、バカだ・・。俺にはお前しかいないのに。そのお前に寂しい思いをさせて。お前を守っているつもりが、全く守ってやれてなかった。」

「司・・あたしに飽きちゃったんじゃないの?」
「そんな訳あるかっ。俺がどれだけ我慢して、毎日耐えてたと思ってんだっ。」
「よかったぁ。よかったよぉ。」

グスグスと鼻をすするつくし。
俺はこいつを抱きしめたい・・けど、このネクタイが・・。
これを外していいものか悩んでいると、つくしが泣き顔から一転、
何故かうれしそうにニッコリと笑った。

____魔性の微笑み
俺のゾクッと身震いをした。


「司、お仕置きね。」

つくしが俺を押し倒した。
俺に馬乗りになって、キスをする。
両手首を軽くネクタイで縛られた俺の役目は、抵抗しないことだ。
つくしの舌が俺の口腔内を舐めまわす。
それから、首筋に吸い付いて、鎖骨へ降りる。
俺の乳首に吸い付いて、赤い印を残した。

「つくし・・・」
俺の下半身はもう反応してる。
お前が欲しい。
十分反省してる。
だから・・

「司。あたしが欲しい?」
「ああ。」
「じゃあ、司には、本当のあたしをあげる。」

高ぶった俺を優しく掴み、つくしが自らの中に迎え入れた。

久しぶりに感じるつくしの中の肉感。
そして、ぎゅっと締まる絞扼感。
規則的にナカが締まってくる。
一度解放したというのに、すぐにでもイケそうだ・・。
本当のつくしの威力は凄まじい。
目を閉じて、その快感に酔いしれる。
俺が突き上げようとした、その瞬間。

「だめっ。」
とつくしに肩を押し返された。
「司は動いちゃダメ。お仕置きにならないでしょ?」
なんなんだ?意味が分かんねぇ。

「司は動いちゃだめ・・。動くのは・・あたしだけ。」
そう言って、ゆっくりと上下に動き出すつくし。
そのスローペースに再び俺は焦らされた。

「うっ・・」
一瞬通り過ぎる、強烈な快感。
そして、その直後に引いていく波。
その行ったり、来たりを繰り返す。

「あっ、ん。」
つくしは自分の動きに声を漏らす。
俺が突き上げれば、すぐにでも絶頂へ導いてやるのに。


けどよ・・
ぐっと寄せて来た波が、また遠ざかった。
俺はこのままでもいいのかも知れない。
一生、こうやってつくしの中で、つくしの波を感じていられたら・・
それって、すげぇ幸せじゃねぇの。
お仕置きになんて、なってねぇよ。


俺は体を起こして、つくしの乳房に吸い付いた。
彼女に俺の手で、快楽を与えたい。
「ああっ・・」
少しのけぞったつくしから漏れる声。
その艶様な響きに、俺の体もしびれる。

乳首を甘噛みして、乳房全体に俺の痕を付けてやる。
動きを止めたつくしの中がギュウギュウに締まる。
「ああっっ!!」
つくしから力が抜けて倒れ込んでくる。
俺は緩く結ばれたネクタイから両腕を外し、彼女の体を受け止めた。

痙攣が続くつくしのナカ。
俺の腕の中に落ちて来たつくしも震えている。
ぎゅーっと俺にしがみ付く。
俺はつくしの体を抱え、下からズンと突き射れて、隙間なく体を合わせた。

俺の腕の中にすっぽりと納まるつくしの体。
こんなに小さなつくしの体。
それなのに、このデカイ俺を優しく包んでくれる。
俺がつくしを抱いている姿勢なのに、
実際には、俺がつくしに抱かれてる。
人一倍不器用で、優しい女なんだ。
酒の力を借りなきゃ、俺にすらなかなか本音を語らない。


「つくし・・ごめんな。」
すでに、力の抜けたつくしの体の中を、
何度も何度も行き来して、彼女の中にいる快楽に溺れた。

意識が朦朧としているつくしの首筋に、うなじに、どんどん印をつけて、俺から逃げられないように縛り付け、そして、彼女の中で果てた。



 

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  1. 魔法のリキュール(完)
  2. / comment:3
  3. [ edit ]

こんばんは(^^)

  1. 2017/03/16(木) 02:24:09 |
  2. URL |
  3. Happyending
  4. [ edit ]
いつも応援ありがとうございます!
今日書いたところが、こ茶子さんの妄想日記を読んだ時に、一番にひらめいたところだったりします。何が?うーん。道明寺と司の違い?(笑)

スリ●様
おお!確かに、キスマークか、覚えてるかな??メモメモ。使わせて頂こう・・。拍手1番、おめでとうございます!っていうか、この前もですが、凄いタイミング!予約投稿じゃないので、いつアップするか分からないのに・・。コメントもそうそうにありがとうございます!

さと●様
「逮捕」・・もっと、甘く、楽しく?そんなお話でもよかったかもしれないのですが・・このちょっと、切ないつくしちゃんがが書きたかったんですよねぇ。じゃあ、わざわざ、逮捕とか使うなっ!って感じなんですが、この言葉、書いてみたくなって(笑)。思いついたら、削除できず。流れ的には無くてもよかった・・(汗)あは。

この続きは、今日、もしかしたら無理かも・・。
明日か、明後日には必ずや。
ではでは~。

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  1. 2017/03/15(水) 23:23:40 |
  2. |
  3. [ edit ]
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  1. 2017/03/15(水) 18:33:29 |
  2. |
  3. [ edit ]
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