花より男子の二次小説。CPはつかつくonlyです。

With a Happy Ending

あれから3日。
道明寺はお邸に戻ってこない。
携帯に電話しても、拒否されているみたいで、応答がない。
メールを入れてみたけれど、返事もない。

仕事が忙しいのかと思っていたけれど、
道明寺の荷物を取りにきた、会長第二秘書の廣岡さんに聞いたら、
そういう訳でもないみたいだった。
道明寺はメープルに泊まっているらしい。


道明寺があたしを避けている?
それしか考えらえない。
なんで??


来週には、道明寺はNYに戻ってしまう。
もうすぐ離れ離れなのに、どうして連絡をくれないの?

あたしは、覚悟を決めて、メープルに乗り込むことを決意した。


*************


もしかしたら、会ってくれないかも、と思っていたけれど、
メープルのフロントで、道明寺に会いたいと伝えたら、あっさりと部屋へ案内された。
最近では道明寺の婚約者として、パーティー会場となるメープルにも出入りをしていたから、支配人が連絡を取ってくれたみたいだ。

プレジデントスイートの中へ通される。
緊張しながら、中へ進んでいくと、大きなガラス窓に向って立つ道明寺がいた。


「道明寺?」
そう声をかけると、彼が振り返った。

やつれた?
一体、どうしたっていうの?

あたしが何も言えずにいると、


「お前に話がある。」
と、道明寺が切り出した。


「俺はお前との婚約を解消するつもりだ。」


・・・
あたしは喉が張り付いたみたいで、息ができなかったけれど、なんとか声をふしりぼった。
「どうして・・・」

「まだ、正式な発表もしてねぇし、問題ないだろ?」
「だから・・・なんでって・・・」


道明寺があたしに近づいてきて、胸元に手を伸ばした。
「お前さぁ、このネックレス、誰にもらった?」


そう言って、あたしに視線を合わせて、こう聞いてきた。
「お前、俺のほかに、忘れられない奴がいるんじゃねぇの?」





俺には、お前しかいない。
記憶の女より、やっぱりお前が大事だ。

だから・・・
俺は牧野の本当の気持ちが知りたい。
俺のことを本当に好きなのか。
俺を一人の男として、見てくれているのか・・・


だから、俺は賭けに出た。





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  1. あなたに会いたくて
  2. / comment:1
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  1. 2016/09/09(金) 20:47:01 |
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