花より男子の二次小説。CPはつかつくonlyです。

With a Happy Ending

昨日の続きになります。
『甘さとすっぱさと』のlemmmonさんとのコラボ作品。

『花街に護られて』の中の、『恋仲になるまで』のお話です。
***





「司、お帰りぃ。いいところに帰ってきたよぉ。つくし、月の物が来たんだって!」

はぁ?
なんだよ、それ。
仕事から帰ってきた俺に、開口一番、「月の物」って何なんだ。
あぁ~、またかよ。またあのドラマだな。
ったく、身請けされて、終わったんじゃねーのかよ。


「ええ~。やだ、水揚げって、誰とするつもりよ~!」

は?水揚げって、遊女が初めて客とることじゃねぇの??

「大変!!わけ分かんないおじさんにやられちゃうよ、つくしっ!」

あ?お前今、なんつった?!
って、あいつ、江戸の司は、まだちんたらしてやがったのかよっ!

「司がお金持ってきてくれなかったら、つくし、誰かと水揚げしちゃうんだよっ。」
「何だよ、それ、一大事じゃねぇかよっ!司は何やってんだよっ!」
俺も思わず、腕まくりをして、ソファに座った。

「ホント、ダメ!司ってば、使えないんだからっ!早く、お金持って来なさいよっ!」

はっとこいつを見ると、目がギラギラ光ってやがる。
こいつが、金持ってこいとかいうの、初めて見た。
しかも、司にダメ出ししてんじゃねぇよ。

「しょーがねぇーな。俺が金出すわ。」
思わずそう言っちまった俺もどうかしてる。


「あー!やだ、来てたよ司。なーんだ。間に合ったんだぁ。良かったねぇ、つくし。なるほど~。そうだよねぇ、その家に入ってもきっと大変だよ。あたしもさ、この家に来て、ホント大変だもん。つくしはさ、遊郭で匿ってもらった方がいいって。江戸の司坊ちゃん、賢いなぁ。」

・・・。
おい、聞き捨てなんねぇぞ。
お前・・俺ん家に嫁入りして苦労してんのかよ。
いや、してるな・・。
自分の仕事を辞めて、この邸の女主人となるべく教育を受けさせられているつくし。
普段は文句ひとつ言わないこいつだが、こういう時にぽろっと出る本音にドキッとさせられる。

俺は本当にこいつを幸せにしてやれてるのかって。


「ええ~!!やっぱり、つくしったら、水揚げ、別な人とするのっ?なんで??なんで??初めては好きな人がいいよねぇ。ね?司、そう思うよね?」
俺の肩をバンバン叩いてくる、俺のつくし。

「おっ・・おう。」
「だよねぇ。大きくたって、痛くたってさ。そんなの、好きな人だから我慢できるのに。あ、そうかぁ、遊女たちは、そんなこと言ってられないんだねぇ。そう考えたら、あたしは幸せ者だよね。」

思わず、つくしをガン見する。
「お前・・幸せ・・だよな?」
「は?あたり前でしょ?」
「結婚・・後悔してないよな?」
「はぁ?あたし、お腹にあんたの子までいるんだよ?今更何言ってんのよ。別れてくれって言われたって、別れてなんてあげないんだからっ。」

あぁ・・俺は心底ほっとした。
こいつを幸せにすることだけが、俺の最重要事項なんだ。
それを反故にはできねぇ。


「ああ!やっぱり、司と水揚げするんだって。そうだよ、そうだよ、そうでなきゃだよ。うん、うん。」
「そっか。よかったな。」
「うんっ・・って、あ・・クチュ・・あっん・・司・・」
「ほら、俺達が手本見せてやろうぜ?なっ。」
「ばかぁ・・」
「馬鹿で結構。」

10代のガキに負けてたまるかよ。
濃厚なの、見せ付けてやろうぜ?
な?つくし!

俺は優しくつくしを抱き上げて、寝室へ連れて行った。

ここ数日出してなかったっけな。
まぁ、こいつの中で行きてぇから、一人でなんてやる気しねぇんだよな。
さすがに限界。
早く入りてぇよ。

つくしの入口に、俺自身をグリグリと押し付けた。

「あっ」
とつくしの声色が変わった。
そのまま少しずつ沈めていく。

「あっ、司、いつもよりおっきい・・」
最近だしてねぇから・・とか言えねぇよなやっぱ。
正直妊娠したこいつの中って、なんかすげぇあったけぇんだよな。
そんで入れた瞬間反応して、質量が増すのはマジな話。

「気持ちいいから反応すんだろ?」
「そっか・・ならいいや・・」

最近のつくしは、泣き上戸で、素直。
遊郭の現状を見まくっているせいか、以前より積極的だ。

「ねぇ、司、後ろからしてくれる?」
「ん?」
「最近ね、ちょっとお腹が苦しいの。だから、後ろからの方が・・。遊郭でも、結構やってるみたい・・。」
「分かった!!」

元々こいつは、正常位を好んでて、バックとか、獣みたいで嫌とか言ってなかなかやらせてくれなかった。
それなのに、やっぱ、最近はなんか違うんだよな。
いや、いい意味で。

素早く体位を変えて、俺は後ろから覆いかぶさった。
「あっ・・だめだ、これ・・感じ過ぎちゃうかも・・」

バーカ。そんなこと言われて、はいそーですか、止めましょうってなる訳ねぇ。

「俺も気持ちいいから、このままな?」
妊婦には深く突いちゃだめらしい。
そのまま浅めにピストンを繰り返す。
妊婦のつくしはメチャクチャ感じ易くなっていて、
浅い刺激で、一気に昇りつめた。

「あんっ、司っ、だめぇ!!」
「ダメじゃねぇよ、このままイケッ!」

そのまま少しだけ深めに入れて、俺もつくしの中でイッた。

ベッドに沈み込む俺ら。

「ねぇ、江戸のつくしも、幸せな初めてになるといいねぇ。」
「大丈夫だろ?相手は司なんだからな。もう一回するか?」
「ええ~?調子いいんだからぁ。」
「何だよ、今までだって、俺達が上手くいってれば、あいつらだってうまくいってんだろ?」
「うーん。確かにそうかも。」
「無理はさせねぇから。江戸のつくしに、恐がんなくていいってこと教えてやろうぜ?」
「うん。分かった。」

そして、今日も江戸のやつらのおかげで、楽しくつくしを抱いている俺。
あのドラマもなかなか役に立つぜ。


あっ、そーだ。
あの『lemmmon』っつー脚本家から、謝罪が来てたわ。
ま、俺も今となっちゃ、感謝してるっつーか。
ま、いんじゃねっつーか。
そんな感じなんだけど。
『奥様のご要望を取り入れてもいい』とかぬかしてきたぜ。
まぁ、俺は道明寺財閥の副シャチョーだしな。
俺の威厳を保つためにも、ここらでガツンと一発言っといた方がいいか・・・

『lemmmon先生、妊娠中でも無理なくデキル体位を教えてください。』

これぐらい謙っておけば、間違いねぇな。
次はどの体位で来るか。
ドラマで出て来た体位なら、無理なく実践できるからな。
あぁ、ホント助かるわ。






____数日後。

「よかったぁ。司、いいところに帰ってきたよっ!」

もう驚かねぇけど、またあのドラマだな。

「これから、水揚げするんだよっ。」

ってまだ、してなかったのかよ。
先日も、先々日も、ずっといいところで『つづく』と来ていて、さすがのつくしもヤキモキしてやがった。
っつーか、人のSEX見て、何が楽しいのか分かんねぇ。
はっきり言って、そこらの安物エロビデオ並みだと思うが、これはつくしにとっては純愛ドラマらしいから、自然とエロになってくれる分には、俺としてはマジ助かる。


「えっ・・壺?!司、壺だって。壺に出してるよっ、ねぇ。」
「あぁ・・そーいう手もあんのかな。」
つーか、大事な女に入れずに出すってことは、自慰行為に近いな。

「やぁ・・これは、ショックかも・・つくし。」
「やっぱ、そー言うの見たくねぇの?」
「そりゃぁ、嫌でしょう?目の前に自分がいるのに、どうして壺に出すのよ?」
「まだ、女の準備が整ってねぇってことだろ?」
「我慢できないの?」

つくし・・おめぇも、結構きついこと言うな。

「お前は、我慢できんのかよ。」
「え?ううん。出来ない。無理。」

とかなんとか俺達が議論していると、江戸のつくしが口を開いた。


『痛くても我慢するよ。司もあたしの中で弾けて欲しい・・』

わぁっとつくしが息を飲んでいる。
おい、ドラマだぞ?ドラマ。分かってんのか?

そして、絶妙のタイミングでナレーションが入る。

『遊女は男を翻弄するもの。翻弄されては恥なのだ。』


なるほどなぁ。
でも、つくし・・お前は遊女って訳じゃねぇし。
翻弄されて恥ってことはねぇぜ?心配すんなよ。
いや、待てよ?俺はいつもこいつに煽られて、翻弄されてる。
っつーことは、ある意味こいつは俺にとっては遊女なのかもな。


「あ~!やっと、やっとだねぇ。やっと、開通したよぉ。あぁ、よかったぁ。」
「分かるわぁ。初めての時、司も一回止めようとしたよねぇ。あれってさ、あそこまで来て、もう一回やり直しとか、あり得ないんだけどさ。まぁ、それも愛?」
「痛くてもさ、それが幸せなんだよねぇ。分かるわぁ。あたしもそう思ったもん。」


興奮してペラペラ・ペラペラしゃべり出すつくし。
つくしの表情ばかり見て、俺は画面を見ていなかったが、どうやら無事、ことは済んだらしい。


そーなると、やっぱ、これ、燃えてくる・・

「つくし・・」
「ん?」
「俺たちもやろうぜ。」
「えっ?だって、二人は結ばれたから、今日はあたし達はいいんじゃない?」
「遊女は男を翻弄するもの・・だろ?」
「う・・ん。」
「俺にとって、お前は専属の遊女。お前に翻弄されてぇよ。」

そう言ってやれば、俄然やる気を出したつくし。
「そっ、そーだよねっ。やっぱり、女はそうでなくっちゃだめだよねっ。」

このドラマにハマりまくってるつくしは、どこまでもドラマに忠実。
「えっと・・まずは、旦那様に、ご奉仕して・・」

ご奉仕っ!?マジっ!?

「それから、旦那様はね、初めからあんまり深く入れちゃダメ、中をグリグリするような感じでね?できる?」
「おうっ!任せろっ!」
「でもね、大切なのは、前戯らしくって・・」

あ~、もう、うんちく煩くなってきたな。


「やっぱ、止めた。俺がお前を翻弄したい。」
「ん?」
ポカンと口を開けて俺を見るつくし。

よく考えたら、なんで、ドラマの真似する必要があるんだっ。
俺らは俺らのやり方でイクべきだろ?

俺が得意げに口角を上げれば、つくしもニッコリと笑った。


「あたしも、司に翻弄されるのがが好き。」

ほらな。こいつは間違いなく、俺の遊女。
こんなこと言われて、燃えない男なんている訳ない。

今日はあいつらも、やっとやれたみてぇだし、俺が今後の手本を見せてやるっきゃねーな。

がばっとつくしに被さって、こいつの唇を貪っていく。
こいつは、俺が仕込んだ女だ。
俺のすることすべてに反応するようにできている。

きっと江戸のつくしも、時間の問題だな。


ほらよ。おめぇも頑張れよ!
翻弄されてんじゃねーぞ、江戸の司っ!



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ありがとうございました!
これで一応、コラボラブコメが終了です。
楽しんで頂けたようであれば、またの機会が・・あるかも?

そして、明日からは、lemmmonさんとのコラボ第二弾。
『桜・恋・歌』からヒントを得た、『花街』とは全く異なるつかつくストーリーを開始します。
スタートは明日AM11:00です。
ちょっと切ない系のスタートですが、是非遊びにいらして下さい。
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  1. 現代版!花街に護られて
  2. / comment:4
  3. [ edit ]

感謝!

  1. 2017/04/03(月) 22:28:28 |
  2. URL |
  3. Happyending
  4. [ edit ]
コメント遅くなってしまいました~。
すみませんっ。
コラボのお話にもたくさんの拍手ありがとうございます!

ドラマのおかげで、ひたすらイチャコラの二人。
これもlemmmonさんのおかげです!ありがとうございました!

スリ●様
ね~。いつもこんなに可愛いつくしだったらいいのに・・っていっても、素直じゃないつくしちゃんも、司は大好きなんだろうな~。

lemmmon様
『まじかよっ!つくしをイカせられねぇんだったら、俺生きてる意味ねぇよ。
なんとかしろよっ!』
って、うちの司が言ってます。
困ったうちの副シャチョー様です。

ka●様
いや~。私も今回、割と調べたんですけどね。でも実際、お腹大きくなると大変だよねぇ・・(笑)。この二人は妊娠中、ナシには出来なそうなので、イイやり方があるといいと思ったのですが(笑)
この二人、そうそう、似たもの夫婦ですね。結局、司も、江戸の司を応援してるの。ま、自分と同じくつくしを愛する司だからね~!

ということで、皆様読んで頂いてありがとうございます。
lemmmon様、勝手気ままなお話にGoサインを頂き、ありがとうございました!

管理人のみ閲覧できます

  1. 2017/04/02(日) 22:42:37 |
  2. |
  3. [ edit ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

遅くなりましたっ

  1. 2017/04/02(日) 21:32:31 |
  2. URL |
  3. lemmmon
  4. [ edit ]
この度はコラボをしていただき誠に有難う御座います。

happyendingさん宅の坊ちゃんもかなりの情交好きで、奥様との夜を存分に楽しまれる様になれた様で、私いち脚本家でありながらも、日本経済に一役かえたかと思うと明日の給料も楽しみで御座います。

あ、で、坊ちゃん、いや副シャチョー、
妊娠中の体位ですが、横向けの体位が宜しいかと。
シムスの体位と言って妊婦には楽な姿勢があるのです。
ですから横向けで、上になる脚を支えながらの情交が奥様には楽かと思います。

それからなんでも聞いたところによると、後ろ攻めで奥様光悦してしまったとか。

副シャチョー、愛する奥様を満足させられたと思いでしょうが、あまりそこは攻められない方が宜しいと進言させていただきます。

というのも、妊婦中はやはり色々感情的になるものです。満足しても意識を飛ばさないか奥様は心配されているのではないかと思うのです。

なにせ奥様の呼吸がお腹の赤ちゃんに酸素を送ります。
意識が無くてその酸素が少なくなったらと不安に思うかもしれません。

なので、妊娠中の情交は妊婦に余裕を持たせてやる事が良いかと。
つまり、あまりイカせない事です。

副シャチョーには不満に思われるかもしれません。

ですが旅は満足したらもう行く気を無くすように、情交という副シャチョーとの旅も満足させ続けたらやる気を無くすものではないでしょうか。

妊娠中は不完全燃焼で、出産したあかつきにはフルスロットルといくのが宜しいかと。

ああ、長々とすみませんでした。
つい調子に乗って要らぬ事まで、、
それもこれも副シャチョーご夫婦の円満な夜をサポート出来ればと考えての事です。

どうかこれからも末長くお幸せに。
それだけが胡散臭い脚本家の願いです。

管理人のみ閲覧できます

  1. 2017/04/02(日) 18:09:33 |
  2. |
  3. [ edit ]
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