花より男子の二次小説。CPはつかつくonlyです。

With a Happy Ending

こんばんは。
こちらのお話は、急に書こうかなと思いついたお話で、出だししか考えていません(汗)。
なので、これからの展開は誰にも分からないです。
昨日、晩御飯前にと、とりあえず1話目を投稿したのですが、投稿直後、タイトルのスペルを打ち間違っていました・・(涙)。
初めの30分ぐらいで見られた方。意味分からなかったんじゃないかな?ゴメンなさい。
このタイトルの意味は、まぁ、そのままかな?
私としては二通りの意味に考えています。
また、展開の中で、説明できたらいいかなぁと思います。
では、続きを~。
***




何度も何度も、俺を見上げながら、キョロキョロしている女。
俺は、ただただ正面を向き、歩く速度を変えることは無い。
歩いている間にも考える。
俺の行動は全てSPが把握している。
そして、その行動は西田に伝えられるはずだ。
見合いをブッチしたことはすぐに伝わるだろう。
どうすっか・・。

ホテル内に入り、エレベーターホールへ向かうと、俺に気付いたスタッフが慌てて駆け寄ってきやがった。

「どう・・っ・・」

俺は、そいつらを睨みつけ、右手を挙げて制止する。

それ以上、言うんじゃねぇぞ。
道明寺っつってみろ、お前ら全員、クビだ。

俺の気迫に押されたのか、スタッフが無言で、スイート直通のエレベーターのボタンを押した。

「えっ?あの?えっ?」
「心配すんな。とりあえず、着替えが必要だろ?」
「あ・・いや・・その・・」

現状を把握できていない様子の女を連れて、そのまま到着したエレベーターへ乗り込んだ。

ホテル内は思ったよりも冷えている。
肩を抱いている女が、ぶるっと震えた。

「寒いのか?」
「ええ・・少し。」
「すぐ着く。まず、シャワーでも浴びろよ。」

「シャッ・・・シャワー!!?」

彼女が驚きまくって、俺から離れようとする。

「なに、警戒してんだよ。」
「いや、だって・・」
「着替えるだけだ。心配すんな。」
「本当・・ですよね?」

この俺に向かって、バリバリに警戒したその目つき。
そんな視線、受けた事ねぇぞ。

「俺は、見合い相手にいきなりがっつく程、飢えた男じゃない。」
少し不機嫌を装ってそう言えば、彼女が少しシュンとした。
「すみません。」

うっ・・。
いや、待てよ。
十分がっついてるのかも知れねぇ。
完全に、がっついてる・・な・・。
たぶんこいつは、白鳥の令嬢なんかじゃねぇって分かってるのに、こいつを見合い相手に仕立てようとしている、この時点で。

ポーン。
エレベーターがスイート階に到着した。



***



す・・凄い・・・。
それは、東京メープル40階から見える景色。
思わず、大きな窓にへばりついて、階下を覗き見る。
うっ・・・こわっ。

振り返ると、そこには素晴らしい応接セット。
奥に、ダイニングテーブル。
フカフカの絨毯。
カウンターバーもある。

ここって・・ここって・・スイートルームってところ?
私・・初めて来たっ。

ぐるりと部屋を見渡すと、後ろで、クスッと笑い声。
振り返ると、塚狭(つかさ)さんが、私を見ていた。

「風邪ひくぞ。先にシャワー行けよ。」

「はっ・・はい。」

慌てて駆け出してみたものの、どこがシャワールームなのか分からない。

「こっち。」
彼に背中を押されて、シャワールームへ誘導された。

「使い方、分かるよな?」
「たぶん。」
「よし。」

そう言って、シャワールームから出て行く彼。

「あっ。」
私は、思い出したように声を上げた。

「何だよ。」
「着替えが無い。」
「準備しとくから、先入っとけ。」
「はい。」

バタン。

・・・。
・・・・・・。
ふぅー。


私は、ここで初めて冷静になった。

私、今、どういう状況なの?
お見合い相手の塚狭さんと、ホテルの部屋に一緒にいるって、どういうこと?
あの人・・悪い人じゃなさそうだけど・・。
でも・・なんだか、奇妙な状況じゃないの。

だいたい、どうしてこの部屋に入れるの?
塚狭さんって、一体何している人なんだっけ?
あーもう、どうせ断るからって、ちゃんと話を聞きもしなかった自分を恨む!
スイートルームを予約している人が、私のお見合い相手だなんて、なんだか信じられない。


私が、お見合いを断れなかったのは、2年前からお世話になっている弁護士事務所の所長に勧められたから。
私は駆け出しの弁護士で、所長は地元では有名な弁護士。
近隣の人々や中小企業から頼りにされていて、私も尊敬している女性。
地元密着型の人権派弁護士の先生の元で司法修習を行い、晴れて弁護士となって、そのまま先生の元でお世話になり2年になる。
先日、遺産相続の相談に来られたクライアントがいて、私が担当になった。
クライアントのおばあさんは、何故か、私のことを凄く気に入ってくれて、甥の嫁にどうかって凄く勧めるの。だけど、大体私が遺言状の相談とかしてるのに、その親族の方とお見合いってあり得ないでしょ?
それに、まだまだこれからもっと勉強して、弁護士として一人前になりたいから、結婚なんて考えられない。
だから、お断りしたって言うのに、おばあさんったら、今度は所長にお願いしたみたいで。
所長ってば、私に男っ気がないからって、とりあえず会ってみなさいなんて言うから、仕方なく来た訳なのよ。

けど、甥御さんって・・30いくつって言ってなかったっけ?
さっきのあの人・・・。
まだ20台だと思うんだけどな・・・。


うっ・・ううん!
でも、とりあえず、とりあえず、シャワーを浴びよう。

あの人、変なことしそうには無かった。
あの子供のことも助けてくれたし。

私はそう頭を切り替えて、シャワーブースに入った。
温かいシャワーを浴びて、体温が回復する。

ホッとして、コックを止めて、バスタオルで体を拭いた。

体を拭いて、バスタオルを体に巻き付けて、キョロリ。


あれ・・・?

私の服・・無くなってる。
他に・・着るものはない。
壁にかかっているのはバスローブだけで・・。

ええーっ!!

どっ、どうしたらいいの?
この状況っ!!

おっ、落ち着くのよつくし。
とりあえず、このバスローブを羽織ろう。

そうよっ。さっき、着替えは用意するって、あの人言ってた。
私ったら、何を変な事考えてるのよ、全く・・うん。


とりあえず、さっと髪をタオルドライして、私はカチャリとドアを開け、外の様子を伺いながら、リビングルームへ向かった。




ん・・?話し声が聞こえる。

「あぁ、それでいい。靴のサイズは、これを見てくれ。」
「こちらは如何しましょう?」
「それももらう。」

なんだろ?
そろっと、リビングに入ると、そこには、どこかのショップの店員さんが3人も来ていた。
店員さんは後ろ向きで、顔は見えないけど、塚狭(つかさ)さんと目が合った。
驚いたような彼の表情。

ん?
あっ。
わっ・・わたしっ、バスローブ姿じゃないのー!!


自分の姿に我に返ったとたんに、彼が私に向かって突進してきた。

は?

がばっと私を腕の中に囲うと、そのまま手前の部屋に連れて行く。


すごく高そうなコロンの香りがする。
男の人もこういうの付けるんだね。
私、あんまりこういう匂いって興味がなかったんだけど・・
いい匂い。
なんだか・・・酔いそう・・・。


部屋に入るとそこはベッドルームで、そのまま彼が私から手を離し、片手の手のひらで両目を覆った。

「はぁ。お前、ビビらせんなよ。そんなカッコ、誰かに見られたらどうすんだ。」

「だって・・。」

「だってじゃねーよ。とにかく、服は、今、クリーニングに出してる。とりあえず着るもの用意してるから、大人しくここにいろ。」

だって、誰か来てるなんて思わないじゃないのよ。普通。
そう文句を言いそうになったけれど、ここにいろと言う彼がなんだか切羽詰まっているように見えて、その真剣さに圧倒されてしまった。

「はい。」

それから、彼は、ほっとしたように私の頭をくしゃっと撫でて、部屋を出ていった。


ドクン・・ドクン・・・
ドキドキドキドキ・・・


何?

何で、こんなにドキドキするの。

私は、ガウンの合わせをぎゅっと握りしめた。



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いつも応援ありがとうございます。
明日は、AM5:00投稿目標!です。
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  1. Switch(完)
  2. / comment:6
  3. [ edit ]

こんばんは(*^^*)

  1. 2017/06/25(日) 23:40:05 |
  2. URL |
  3. Happyending
  4. [ edit ]
いつもたくさんの応援をありがとうございます。
明日の5時、行けそうです(笑)。その先は分かりませんが・・(汗)
ぼちぼちと更新していきます。
けれど、「俺の女」ほど複雑に考えていないので、お話は割とサクサク書けているように思います。振り返れば、「俺の女」は、かなりしんどかったんだな・・と。

さてさて、
スリ●様
そうです、つかさ違い(笑)。ご理解いただけましたか?
つくしはお嬢さんではありません(笑)。
無理せず更新していく予定です。また応援してください!

かぼ様
そういうことです(笑)。お互いの相手の取り違え。司にしてみれば、ワザとということになります。0.01%すらも、つくしが本当のお見合い相手という可能性はないでしょう・・。あは。楽しみにして頂けて、嬉しいです。コメントありがとうございました。

花●様
どんな展開になるかな~。先のことは全く考えていないです(笑)。けれど、最後は必ずHappyendにもっていきますので、どうぞよろしくお願いします!

さと●様
俺の女の司さんと、こちらの塚狭さんこと司。キャラは、だいぶ違うと思います。年齢はこちらが上なのですが・・。ちょっと可愛い感じ?(笑)。年齢的に、原作の道明寺ほどはっちゃける訳にもいかず、このあたり、難しいですね・・キャラ設定が(笑)。見切り発車すぎたかな・・(汗)。今更・・あは。

のだめまま様
コメントありがとうございます。
色々考えて、これ(笑)。弁護士つくし。ちょっと大人のつくし・・のはずなんですが・・書けるかな??


では、また明日も。
AM 5:00で。
どうぞよろしうお願いします!


  1. 2017/06/25(日) 23:29:14 |
  2. URL |
  3. のだめまま
  4. [ edit ]
こんばんは〜🌛
新連載のスタート、さっき 気が付いて❗️
とっても嬉しいです♡♡
司、一目惚れですね❣️
正義感の塊り の つくしには、弁護士の仕事はピッタリだと思います!
展開が楽しみです♡♡

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  1. 2017/06/25(日) 22:45:46 |
  2. |
  3. [ edit ]
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  1. 2017/06/25(日) 21:09:59 |
  2. |
  3. [ edit ]
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  1. 2017/06/25(日) 20:04:15 |
  2. URL |
  3. かぼ
  4. [ edit ]
またまたキュンキュンするようなお話ですね💕 これは、お互いお相手の取り違えなのかしら??
続きを超絶に楽しみにしていまーす🎵

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  1. 2017/06/25(日) 19:21:47 |
  2. |
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