花より男子の二次小説。CPはつかつくonlyです。

With a Happy Ending

「お帰りなさいませ。若旦那様。ご結婚おめでとうございます。」


邸に着くと同時に、タマの挨拶。
SPから情報は逐一入っているんだろう。
俺が入籍した事実は、すでに邸中に知れ渡っているはずだ。
恐らくはニューヨークにも事実は伝わっている。
俺は『坊ちゃん』から『若旦那様』に格上げらしい。
そんなどうでもいいことに、頰が緩む。

「若奥様、これからもどうぞよろしくお願い致します。」
そう言われた俺の奥さんは、真っ赤になってアタフタしてる。

たった今、婚姻届を提出したものの、二人揃って実感があるようで無いような・・そんな感覚だ。
俺にとっては、隣のこの女がもう『牧野』ではなく、『俺の奥さん』であり、ここの『若奥様』であることが嬉しすぎて、それ以外はどうでもいい状況。
早く二人きりになりてぇ・・それだけだ。


「バスの準備は?」
「用意してございます。」
「こっちから呼ぶまで誰も部屋に入るな。」
「畏まりました。」

そのまま俺は、妻の肩を抱き、俺たちの居室へ向かう。

「あっ、待って。タマさん、それから、皆さん。私の方こそ、これからこちらでお世話になります。色々教えてくださいね。よろしく・・って、やだっ、引っ張らないで!」

まだその場で立ち話をしそうな俺の奥さんを、無理やり従わせて歩かせた。

「もうっ、ちょっと待ってよ。こういう事は、初めにキチンとしておかなくっちゃ。」

そんな事を言う奥さんの耳元に俺も口付けるように囁いた。

「それは俺のセリフだ。夫婦の仲は初めが肝心だ。」
「ひゃっ。」

一瞬だけ、タマの呆れ顔が目に入ったが、どうってことは無い。
次の瞬間には、爆笑してやがったからな。



有無を言わせず抱き上げて、速攻で二人の居室に移動した。
メイドの視線なんて気にしてられねぇ。
俺は今、こいつにどうしても分からせたいことがあった。


部屋に入るとすぐに、口付けた。
口付けたまま、ベッドに向かう。
花柄のベッドカバーに変えられた俺のベッド。
全くもって俺の趣味ではなかったが、俺の奥さんは案外こういうのが好みだってことは、マンションでリサーチ済みだった。
この部屋で、彼女を優しく抱いて、幸せな奥さんにしてやりたくて、部屋の内装を彼女好みに変えた。


この1ヶ月、俺は出来るだけ大切に彼女を抱いていた。
そりゃ、やっぱ夢中になって、気がつけば朝ってこともあったが、それでも基本はこいつにできるだけ無理はさせないスタンスだったと思う。
彼女に嫌われたくないとか、呆れられたくないとか、そんなこいつに会うまでは抱いたこともないような感情に囚われた。

結婚は常にしたかった。
初めて出会った時に、こいつだ!と思ったんだ。
見合い相手をSwitchまでして、出会いを作った女だ。

それなのに、今日、こいつから出た言葉は、
___「社長になるために、結婚したいのか?」


頭を鈍器で殴られたような衝撃だった。
俺の態度から、そんなことを感じるわけねぇ。
俺は、一切そんな気持ちはないからだ。

一体、誰がそんなくだらないことを吹き込んだ?
俺がこいつをどれだけ大切に思っているか。
知ってて言ってんのか?
どっかの噂好きがこいつに吹き込んだのだとしたら、絶対に許さない。


俺が結婚したいのは、こいつを愛しているからだ。
それ以外の理由なんて、ありはしない。
そして、俺の愛を一瞬でも疑うなら、俺は妻だって許さない。


俺のわずかな変化を感じ取ったのか、少し不安そうにベッドに座っている女は、すでに俺の妻だ。
もう、嫌だと言おうがなんと言おうが、俺からは離れられないし、離しやしない。
それなら、今夜はいいよな。
俺の愛を、もういらないと言われるまで注ぎ込みたい。

この結婚の理由が、「愛してる」以外にあり得ないことを叩き込んでやりたい。
そして俺が欲しいものは、社長の椅子なんかじゃなく、お前との幸せな家庭なんだと体で分からせたい。


ムラムラとする感情を隠しもせず、
妻のオレンジ色のワンピースのファスナーを一気に下ろした。

「今日は脱がせやすい服着て来たんだな。」
「やっ、その為じゃないしっ。」

ニヤリと笑ってやると、少し困った顔の俺の妻。
明らかに緊張が見て取れるが、俺も手は緩めない。
ワンピースを床に落とすと、残りは下着とストッキング。

「俺、このストッキングってのは好きじゃねぇんだよな。二人きりの時は、絶対履くなよ。」
「いや、でも・・」
怖がらせるつもりじゃなかったが、俺はストッキングを引き裂いた。

「仕事から帰ったら、すぐにシャワー浴びろ。そんで、ナイティとガウン一枚で待っていてくれ。」
「え?」
「それが、俺の理想の新婚生活。」
「ええっ!」

話しながらも、俺の服もサクサクと脱いでいく。
ボクサーブリーフ一枚になって妻を押し倒した。

「どっ、道明寺っ!どうしたのっ!?」
「初めが肝心だから。希望は全部言っとかねぇとな。お前もなんでも言えよ。それから、今からは、“道明寺”は禁止だ。司って呼べよ、つくし。」
「そんなに一度に言われても、頭に入らないよ・・」
「大丈夫だ、体に覚えさせるから。」

部屋のダウンライトを落とした。


「あっ・・」
首筋に吸い付いて、少しだけ歯を立てる。
左耳にも吸い付いて、舐め回す。
スリップを脱がせて、ブラを外し、柔らかい胸に顔を埋めた。
俺はこれが好きだ。
妻の胸に何度も吸い付いて、跡を残す。


「ふっ・・ん。。」
「気持ちいいだろ?」
「う・・ん・・。」

そのまま太腿をさすりながら、繁みの中に手を差し込めば、すでにそこは、俺の予想通り濡れている。

クチュリ・・

「んあっ・・」
俺の指が与える刺激で、妻の体が反応する。
「んんーっ・・はぁっ・・・あっ・・」
「気持ちいいんだろ?そのまま、イッテいいぞ。」
「イジ・・ワル・・ ・あぁっ!」

体が小さく反り返り、くたりと脱力した妻の体を見下ろした。
未だ痙攣を続けている妻の体内に右手の指を残したまま、左手は彼女の右手をとって、口に含む。

「なっ・・」

ペロリ・・
ますます彼女の頰が染まっていき、彼女の中はますます柔らかくなっていく。
それを感じる俺の右手の指先が、器用に彼女のスポットを突いた。

「んあっ!ああっ!もう・・いやっ!」
「嫌じゃねぇよな、つくし。」

シーツの上、髪を振り乱して、首を横に振る。
自分の妻を、もっともっと虐めたくなる。


はぁ、はぁ・・と大きく息を吐いて、つくしがトロリとしながらも、俺に何か訴えてくる。その瞳には、涙が溢れてる。

「まだ・・しない・・の?」
「初めは、今日はしないもんっつってたよな・・つくし。」
「そんな・・。だって・・。」

知ってるよ。
お前が俺のこと、疑ってない事ぐらい。
俺のことが好きだから、結婚を決めた事ぐらい。
それでも・・

「お前が悪い。」
「ふぇ・・。んっ・・くっ・・。」

奥さんの声が泣き声に変わった。
それだけで、俺の心臓はぎゅっと掴まれちまうんだ。

大切にしたい。
優しく愛したい。

けど、本当にお前が悪いんだぞっ。
それだけは、今晩言わせてくれ。

「お前が、社長になるために結婚するのかなんて聞くからだ。」
「ふっ・・えっく・・。」
「愛してねぇ女を、必死に口説いて、気持ちよくさせようなんて思うか?映画に行って、キスだけで済むか?女のマンションまで行って、抱かない男がどこにいんだよ。全部、お前のせいだぞ。お前の事が大切で、すげぇ好きで、すぐには手は出せなかった。結婚したくても、強引にできなかった。けど、毎日一緒にいてぇんだよ。いい加減、分かれよ、バカ。」
「うっ、っく・・ごめんなさい・・司。」


ヒック、ヒックと泣き噦る、俺の可愛いつくし。
「今日は、本当に手加減しねぇからな。」

コクコクと頷いたつくしが、俺にぎゅーっとしがみついてきた。

その彼女の両足を開き、ゆっくりと、味わうように己を沈めていく。


「あっ・・ああっ・・つかさっ。」
「愛してるから・・。」

愛してるから、一緒にいたいんだ。
それだけだ。

夫婦になって、初めて繋がった夜。
何度果てたのか記憶にない。
何度も何度も突き上げて、彼女の意識が飛んでも離せなかった。

彼女の声が出なくなるまで、抱き潰した。
俺にとって、一生忘れられない初夜になった。


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微妙なRになっちゃったので、夜に投稿。
楓さん、待ってるかな。
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  1. Switch
  2. / comment:4
  3. [ edit ]

こんにちは。

  1. 2017/07/25(火) 17:18:06 |
  2. URL |
  3. Happyending
  4. [ edit ]
いつもたくさんの拍手をありがとうございます。
全くRのつもりがなかったのに、腰が痛くてテンション下がっている間に、大人つかつくのサイト様をのぞいていたら、こうなってしまいました・・・。ちょっと、大人?(笑)。

ka●様
ご心配いただきありがとうございます。カイロプラクティック、聞いたことはありました。割と近所にありましたが、結構お高い・・(笑)。痛みは続いていますが、これは時間がかかると思うので、じっくり様子を見ていきまーす。

スリ●様
大人つかつくに刺激され、なんでかR展開に(笑)。自分は腰痛くて、必死なのに、こんなの書いてるって一体・・。暑くて、体力奪われますね。腰も痛くて、やる気ダウン中。とりあえず、完結へ向かいます!

さと●様
うひゃ。エロかったですか??他からの刺激でつい・・(笑)。Switchの意味とか、もうどうでもよくなってるこのお話、早く終わりにせねば!です。

H●様
楽しんでいただけてよかった。ちょっとドキドキしました(笑)。

あ●様
ついでに、ハネムーンも全く考えていなかった(笑)。全部吹っ飛ばすしか無いな・・。私は、仕事もPC業務が多いので、余計に腰に来るのかもしれないです。もう少し、動いた方がいいかなぁ。


先ほど、28話投稿しました。
完結目指していきますね!

管理人のみ閲覧できます

  1. 2017/07/24(月) 13:04:23 |
  2. |
  3. [ edit ]
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  1. 2017/07/24(月) 08:51:46 |
  2. |
  3. [ edit ]
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  1. 2017/07/24(月) 06:00:12 |
  2. |
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