花男の二次小説になります。つかつくonlyです。

With a Happy Ending

東大に入ったあたしは、相変わらず道明寺邸でお世話になっている。
大学に入ったし、自宅へ帰ろうとしたんだけれど、道明寺楓はそれを許さなかった。
大学の授業料だってかかるから、バイトだってしたかったけれど。
卒業後は道明寺ホールディングスに就職することを条件に、先行投資という形で、すべて賄われてしまった。

入試が終わった直後から、道明寺邸でマナーレッスンが始まった。
あたしが考えてるマナーって、食事のマナーとか、挨拶とかその程度だったんだけど、
道明寺邸で行われるのは、淑女としてのマナーレッスン。
語学はもちろんのこと、ダンス・ピアノ・華道・茶道・・・・・。
会話のレッスンっていうのもあって、季節や天候に合わせた会話とか、
相手の仕草から、心理を慮って、会話を運ぶ話術とやらまで。
そんな技、いつ使うのよ!って言いたいけれど、これも道明寺楓のプログラムの一環。

コーディネートのレッスンもあって、自分の洋服のコーディネートもさることながら、
男性の洋服のコーディネート、テーブルやパーティールームの設え方まで学ばされた。
もちろん、道明寺家には専属のスタイリストやコーディネーターがいるんだけれど、
海外からのお客様であったり、賓客をもてなす場合には、女主人がすべての指揮をとるらしい。
つまりは、道明寺家に嫁ぐために必要なレッスンっていうこと・・・
そう思えば、興味がないと思ったレッスンも俄然やる気がでるんだけれど、
別に道明寺と結婚するって決まってるわけでもないのにここまでするの?って思わないでもない。


大学の1年目は一般教養だったから、語学をメインに、道明寺邸でのマナーレッスンに重点を置いた。
3年以降は、経済のゼミで忙しくなると思うから、今のうちに身に付けておきたい。

パパやママも応援してくれて、あたしの大学生活は「道明寺の隣に並ぶため」に費やされた。
今のところ、道明寺楓からは、匙は投げられていない。
次々と降って湧いてくるプログラムをこなしていく。

去年は勉強が大変で、さみしさが薄れていたのかな?
今年は、大学に合格した安心感からか、道明寺が恋しくて仕方がない。

会いたいよ、道明寺。
あたしのこと、忘れちゃっててもいいの。
一目だけでも会いたい・・・。


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  1. あなたに会いたくて
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