Happyending

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遅ればせながら・・・
新年明けましておめでとうございます。
年末年始にたくさんのコメントをありがとうございました。
私は今日までバタバタの1週間でした・・疲れた~(涙)。

先にコメントの返信や新年のご挨拶・抱負などを・・と思ったのですが、お話を書いた方が喜んで頂けるかな~と思い、まずは短いですが、こちらの続きを(*^^*)
また改めて、新年のご挨拶を上げたいと思います。
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆







惚れた女に好きだと言われ、
生まれて初めて彼女が出来た・・・。
キスしただけで心臓がバクバクいってる。

やっべ、すげぇ緊張してるじゃねーか、俺っ!


左手は牧野の指に絡めてみた。
もう一度目が合ったら、またキスしたくなって止められないのが分かってるから、ここはぐっと我慢をして前を向く。

しかし、さっきのキスはヤバかった。
少しだけ深くしたつもりだったのに、いつの間にか夢中になっていた。
牧野の口を塞ぐように吸い付いて、苦しくなった彼女が遠慮がちに開いた口腔内に舌を挿し入れた。歯列をなぞった時に、牧野がぎゅっと俺の胸のあたりを掴んだのが分かったが止められるはずもなく、そのまま彼女の舌を追いかけてた。

ドンドンと胸を叩かれて我に返り、そっと唇を離してみれば、ほっとした様子の牧野と目が合った。

がっつきすぎ?
やべ、情けねぇな。
キスなんて、挨拶代わりに適当にしてたガキの頃以来だ。それも、自分からしたいと思ったことは一度も無いってのに。惚れた女とのキスにこれほどに夢中になっちまうなんて。
がっつき過ぎで彼女に嫌われたら・・なんて思うと、隣の牧野の様子が気になって仕方ねぇんだけど、自然を装って手を握り、現在に至る。


静に走るリムジンの中、

「あの・・これからどこに行くの?」
という声に、自分の左側に座る彼女を見れば、究極の上目遣いで俺を見上げていた。

うっ・・・。
つーか、可愛過ぎんだよっ。
マジ、頭のてっぺんから足先まで俺のタイプ。
牧野の全てが俺を刺激する。

「今日、誕生日だろ?」
「うん。」
「ケーキ用意してる。」
「本当にっ!?」

さっきまで恥ずかしそうにしていたくせに、ケーキの一言でぱぁっと明るく笑う牧野。

「あ・・でも、専務は、ご飯食べた?・・じゃなくて、食べましたか?・・・あれ?」

そう言えば、パーティーの日から今日まで、牧野は俺に対して道明寺HDの上司として接したことはなかった。自分は大河原に勤めてるだなんて言って、俺とは全くの初対面を装ってたのもあって、自然に話しかけてきていたし、俺を専務だとか上司だとか、そう言う目では見ていなかったようだ。
だから、今更ながらに戸惑っているらしい。

「どうした?」
「うん、あの・・。あたし、どうしたらいいですか?」
「ん?」
「だって、あたしが道明寺HDの社員だって知らないと思ってたから、普通に接した方がいいって思ってたの。でも、専務は専務だし・・・敬語とか・・。」
「何を今更。」

本当に今更だ。
今更上司として接してもらわれても困るし、そもそもそんなこと望んでねぇし。

「そう思うんだけど・・。」
「普通でいい、恋人だろ?俺たち。」
「うん・・。」

恋人だと言った俺に、牧野がはにかむ。

「専務っていう呼び方も止めろよ。」
「ええっ!?それは無理っ。」
「お前初めて会った時、俺のこと道明寺さんって言ったよな。」
「うっ・・・でも・・・。」

俺はあれ、結構嬉しかった。
俺のことを役職で見るんじゃなくて、俺個人を見てくれたような気がした。他の女にも何度も呼ばれている筈なのに、牧野から名前を呼ばれたら、自分が一人の男として見られたようでドキドキした。

「道明寺さんも堅苦しいから、司でいい。」
「ええっ!だっ、だめっ。絶対に無理!」
「なんでだよ。」
「いきなり下の名前なんて、無理だし。専務だって、あたしのこと牧野って言ってるし。」
「じゃあ俺も、つくしって呼べばいいか?」
「ぎゃーっ。だめだって!」

そう言いながら、俺とつないだ右手を何度も上に持ち上げてポカポカ俺の太腿を叩いて来る。
くすぐってぇんだって。
しかも、妙な気分になるし・・・分かってんのかよ。

「しゃーねーな。」
「専務でいい?」
「とりあえずは・・な。じゃあ、その代わり・・・」
「その代わり?」

ちらっと牧野の目を見れば、彼女は首を左に傾けた。
だから、ぜってぇワザとだろ?
誘ってるとしか思えねぇ。

「もう1回キスさせて?」

って、何で俺はこんなお願いをしてるんだ?
勢いでキスすることなんていくらだって出来そうなのに、何故か今日はそうはしたくない。
今日は俺たちが付き合いだした記念日で、しかも牧野の誕生日だから。
牧野が嫌がることは絶対にしたくねぇし。いや・・キスを嫌がられたらショックデカイけど・・。とにかく、俺は彼女から求められたくて仕方がないんだ。

俺の言葉に目を見開いて、
それでも牧野は俺を拒絶したりはしなかった。
それがめちゃくちゃ嬉しい。


「じゃ・・じゃあ、1回だけ・・・。」

そう言ってぎゅっと瞳を閉じる。
傍から見れば、ガキくさくて色気もねぇのかも知れないが、俺にとっては、もう食っちまいたい位に可愛い女。自然と、頬も緩んじまう。

そっと牧野の頬に触れて、親指で軽く顎を開かせた。
そのまま唇を重ねて、深く口付けていく。
さっきは途中であきらめたその先へ、互いの舌を絡めて、牧野の口腔内を舐めまわす。
絡めた指先に牧野の力がぐっと入ったから、そのままそっと握り返した。



どれぐらいそうしていたんだろうか・・・。
気が付けばリムジンが止まり、邸の前に着いていた。


唇を離すと同時に、牧野がぼーっとしながら俺に言う。

「専務は・・・キスが好きなの?」

はぁ?
何を言ってるんだ、この女は。
俺が好きなのはキスじゃねぇし。

「バカか。俺が好きなのはお前だ。お前とだから、キスしてぇんだよ。」

キスだけじゃねぇ。
その先も、お前の全てが知りたいと思ってる。
・・・なんて、言うにはまだ早すぎるよな?


「あたしも・・専務と一緒にいると幸せな気持ちになります。」

そのままコテンと
牧野が俺の胸に凭れてきた。


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本年もどうぞよろしくお願い致します!
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Comments 5

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Happyending  
こんばんは!

いつもたくさんの拍手をありがとうございます。励みになります!

スリ●様
実は、私もかなりキャラの設定を忘れてる。年末ぐらいにはあー、こういう二人だっ!となんとなく掴んだはずだったのになぁ・・。そうそう、まだ誕生日なんですけどね・・。あは。この辺りはまぁ、さらりと巻いて行こうかと・・(汗)。でも、最近書いてなかったからか、ぱっと文章書けないですね。今、妄想が乏しいし。うーん。リハビリいるかなぁ。

チェ●様
コメントありがとうございます!今年はゆっくりペースになると思いますが、少しずつでも書けたらいいかなぁと思います。お付き合いよろしくお願いします!

あ●様
年始なので甘々にしてみましたが・・所詮この二人はまだまだ・・(笑)。続きを書きながら、展開を考え中です(笑)。

花●様
年始にもコメントありがとうございました。過去のお話まで読んでいただいてありがとうございます。私もラブラブな二人を妄想するのが好きなので、マイペースでそんな妄想をこっそりお届けできたらいいかなと思ています。今年もどうぞよろしくお願いします!

he●様
早々にコメントありがとうございます。柴犬可愛いですよね~。お近くにお住まいなのかしら?癒されますよね。うちにもシバイヌのぬいぐるみがいますよ。娘と一緒に癒されています。本年もどうぞよろしくお願い致します。

目標は明日の5時ですが、
無理せずやっていきます!

2018/01/08 (Mon) 23:25 | EDIT | REPLY |   
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2018/01/08 (Mon) 01:48 | EDIT | REPLY |   
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2018/01/07 (Sun) 23:59 | EDIT | REPLY |   
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2018/01/07 (Sun) 23:37 | EDIT | REPLY |   
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2018/01/07 (Sun) 23:09 | EDIT | REPLY |   

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