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Happyending

Happyending

勢い良く抱き上げられて、そのままリムジンに乗せられた。
道明寺の膝の上で抱きしめられたままのあたし。
首筋に感じるあいつの吐息。

「・・・ねぇ、ちょっと、くすぐったい・・。」
「ん・・」

あたしの言葉なんてお構いなしに、あいつの唇があたしの首筋を這う。
何だか・・スイッチ入っちゃってる・・?
でも、ここ、車の中だよ?

「やっ、ちょっと・・ねぇ、そうだっ・・・どうして今日帰ってきたの?明日じゃなかったの?」
「んー?お前に変な準備させないため。」
「何よそれっ!失礼ね!・・あっ・・」

ドキッと心臓が鳴った。
ザラりとした舌の感覚・・・

「首が・・・ひゃっ・・・あっ、いたっ・・・!」

うそっ・・道明寺が・・・噛みついた? 
野獣!?って、違う、これって・・・

「なっ・・何すんのっ!?」
「キスマーク・・・」

キスマーク!?
って、・・うわーっ!!
あたし、初めて・・、やだっ、どうしようっ・・・

あたしがキスマークってだけでテンパっていたからか、

「お前、準備オッケーじゃなかったのか?」

なんて、道明寺が小首を傾げて心配そうに言う。
準備はオッケーだと思ったんだけど・・・
知識がないです・・何て言えない!!
絶対言えないよっ!!

「いや・・岩盤浴に行っただけで・・・・」

体は磨かれてきたんだけど・・・
それだけで準備オッケーだと思ってたあたしってバカかも?

「何だそれ?バンバンヨク?」
「ちっ、ちがうしっ。一杯汗かいて、それで・・・」
「汗かくのは、今からだろ?」
「・・・え?」

思わず視線を上げたら、道明寺とばっちり目が合った。
道明寺の顔が、ちょとだけ赤い。
ん?汗をかく?
・・って、そんなに激しいの!?
ええっ!?あたし、本当に全く分かってないっ!?


あたしは凄く不安そうな顔をしていたんだと思う。
そんなあたしの額を道明寺がチョンと弾いた。

「そんな顔すんな。無理はさせねぇから・・たぶん。」
「たっ・・たぶんってなによ!」

ちょっと膨れながらも、道明寺の優しさがじわじわと伝わってくる。
たぶんこの人は、あたしが本気で嫌がったら止めてくれる。
それ位に大切にしてくれているって分かってる。
だけど、今日は、あたしがこの人を幸せにしたいんだ。
怖くても、飛び込んでいきたい。
それで、この人が喜んでくれるなら。
・・・大丈夫。
怖いけど、道明寺とだから大丈夫だって、そう思えた。

あたしの体から変な力が抜けて、思わずふふって笑ったら、道明寺もホッとした顔つきであたしの髪に顔を埋めた。

「お前、すげぇいい匂いがするな。」
「あっ、うん。さっき、シャワーしたの。」
「ふーん、じゃあ、もう風呂は要らねぇな。」
「へ?」
「俺もジェットで浴びて来たし。」
「う?」

あたしの瞳をじっと見つめてくる道明寺。
それから、

「お前を抱きたい。すっげぇ、抱きたい。」

軽い口調とは裏腹に、真剣なその目つき。
冗談なんかじゃない。
今夜は逃がさない・・・そう言っている切れ長の瞳。
分かってる。
大丈夫。
あたしだって、同じだよ。

あたし、逃げないから、心配しないで。
そう決意して、チュッと道明寺の唇に覚悟のキスをしたんだけど、

「でも・・・あんまり、痛くしないで・・・ね?」

思わず本音が出ちゃったあたしに、道明寺がびっくり顔をして、真っ赤になって叫んだ。

「だぁー、もうっ、可愛すぎるだろっ!もうお前はしゃべんなっ!!」

そんな道明寺が可愛くて、あたしはまた笑った。





***



一杯汗かいたとか、
シャワー浴びて来たとか、
しまいには、あんまり痛くしないで・・だと??

キスマークぐらいで心配そうな顔をするくせに、
ぺろっと爆弾を落としてくる。

お前はどんだけ俺を煽れば気が済むんだっ。
俺がこの日をどれだけ待ち望んでいたか・・・
こいつは分かってんのか?

無理はさせたくない。
けど、今夜は・・・絶対に逃がさない。

メープルの地下駐車場から最上階へ上がるエレベーターではもう無言だった。
俺の気迫に押されたのか、牧野も口を開かなかった。

牧野を抱き上げたまま、やっとのことでたどり着いたスイートルーム。
ドアを開け、大股でズンズンと進んでいく。
あっけにとられたような牧野の顔なんて気にする余裕はなかった。



逸る気持ちを抑えながら、ゆっくりと牧野をベッドに降ろした。
ジャケットを脱ぎ、ネクタイを緩め外して捨てる。
カフスを外し、シャツを脱ぎ、スラックスのベルトを緩め、そのまま床に落とした。
ボクサーショーツ一枚になった俺を、ベッドサイドに腰かけた牧野がじっと見つめている。

すっと牧野に視線を流せば、はっと我に返ったようなこいつ。

「あっ・・あたしも、脱ぐね?」
「俺がする。」

俺も牧野の隣に座り、少し震えている牧野の手を抑えて、ブラウスのボタンに手を掛けた。
牧野は、ただじっと俺の指先に視線を落としたままだった。

プレゼントを開けるかのような高揚感。
自分の命よりも大切な女。
一生守って大切にすると誓う。
一度も味わったことが無い、何とも言えない感情がグルグルと駆け巡った。


ブラウスを脱がせ、その下のキャミソールを頭から抜いた。

思わず目を見張る。
真っ白な体に、薄いピンク色のブラ。
総レースが華やかで、だけど清純な雰囲気で、ガサツだけど純情な牧野にぴったりだ。

こいつがこれを身に着けている意味を想像したら、
可愛くて・・・
愛しくて・・・・・

「ククッ・・準備オッケーって、これのことか?」

少し笑った俺を、零れんばかりの黒い瞳が見上げた。
恥ずかしそうな、困った様な・・そんな表情。
そんな顔を見たら、我慢できなくなるのは仕方ねぇ。

「綺麗だな。」
「えっとね・・・・・あっ・・!」

ブラのエッジから覗く白い膨らみ。
そこに吸い付いて、痕を残し、
そのまま、ベッドに押し倒した。

ボフンと二人一緒にバウンドする。

耳に、首筋に、鎖骨に、そっと唇を這わせていく。
俺が吸い付く度に、牧野がピクッピクッと跳ねた。

背中に腕を回し、プチンとブラのホックを外すと、
白い胸にピンクの頂が見えた。
ドクッと全身の血液が一気に逆流したように泡立つ感覚。
強烈な欲情が湧き上がった。

それを必死に抑え、
その小さな頂きを口に含んだ。

甘ぇ・・・

痺れる程の甘さ。
何度も舌で転がして、もう片方の胸も手のひらで変形させる。
ほわほわとした柔らかさ。
これが牧野の・・・女の体。

彼女の体に夢中になって、気が付けばスカートを引き下ろしていた。
目に入った、ブラとお揃いのショーツ。
本当に準備オッケーだったんだな。
くすぐったいような幸せな感情。
牧野も俺のことを待っていてくれた・・・
嬉しすぎるだろーがっ。

ショーツの中に入れようとした俺の手を、牧野が必死に止めた。

「どうみょうじ・・・電気。電気、消して・・お願い・・」

牧野の顔を見れば、恥ずかしいのかもう真っ赤だ。
こんなに綺麗なのにな・・・
恥ずかしがることなんて何にもねぇのに。

チュッと彼女にキスをして、ダウンライトのスイッチを左に捻った。
全部は消せねぇ。
この4年間の分も、牧野の全てが知りたい。
だから・・・

「これでいいか?」
「うん・・・。ねぇ、道明寺・・キスして。」
「ん?」
「あんたのキスね、悔しいけど、凄く好き。」

ほら、また爆弾投下だ。
悔しいけどは余計だ。

牧野の唇に食らいつく。
もう離さないっていう位にきつく吸う。
急に勢いづいた俺に焦った牧野が、俺の首に抱き付いた。

けど、お前が煽るから悪ぃんだぜ?
俺を煽りまくるから・・・

彼女の背中を撫でまわし、下へ下へと手を伸ばす。
禁断のショーツに手を入れて、ゆっくりと繁みに指を這わせた。

濡れてる・・・

不安が少し遠退き、代わりに自信が湧いてくる。
惚れた女が濡れてるってだけで、俺はとんでもなくすげぇ男になった様だ。
それに勇気を得て、牧野の中へと指を入れた。
あっ・・と少しきつそうな牧野の声。

「大丈夫か?」
「ん・・・」

丁寧にゆっくりとかき混ぜると、徐々に愛液が溢れ出す。
牧野の反応を見ながら指を増やし、彼女の中を広げていく。

牧野の喘ぎが大きくなって、牧野の体に緊張が走った。

「あっ・・あっ・・・どうみょうじっ・・・やぁっ・・・!」


弛緩していくと同時に荒い呼吸。
トロンとした煽情的な瞳。

そんな彼女をみれば、もう、俺も限界だった。


「牧野・・・俺も、限界。」
「・・・え・・?」

牧野の下着を一気に下ろし、
俺もボクサーパンツを脱ぎ捨てた。
牧野はそんな俺を呆然と見ている。

何が無理はさせねぇだ。
自分の言葉に、自分が笑う。
けど、俺が一生幸せにしてやるから。
頼む、我慢してくれ。

ぐっと彼女の膝を折り曲げて、彼女の足を開いた。

「あっ・・・やだっ・・・・待って!」
「ごめんっ」

ごめん、どう頑張っても待てねぇ。
もう限界なんだって。
ごめんな、牧野・・ごめんっ!!

逃げだしそうな牧野に体重をかけて固定する。
大切にする、
幸せにする、
だから・・・

「どうみょうじっ」
「好きだ、牧野。愛してる。」

重なる俺達の声。

俺の焦りが伝わったのか、牧野の体から突然力が抜けた。

探り当てた入口に、俺自身を宛がって、
一気に挿入した。


信じられない程の快感。
俺の脳内がスパークした。


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いつもたくさんの応援をありがとうございます。
無難なタイトルに落ち着きました・・(笑)
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Comments 3

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Happyending  
こんばんは(*^^*)

いつもたくさんの拍手をありがとうございます。
とりあえず、ここまで終わった・・良かった(*^^*)
あとはぼちぼちと二人の日常を書けたらなと思います。
が・・・明日って、あきら君のBDなんですよね。すっかり忘れてたなぁ。すまん、すまん。
明日の夜までに、何か書けるかなぁ・・なんてぼーっと考えていました。でも、もう寝ようかな・・・(^^;)

スリ●様
うん。もう、多少無理でも、仕方ない・・(笑)。
じゃないと、終わらない・・ってことで( ´艸`)。
でもきっと、二人とも幸せだったと思いますよ~。後はマイペースで・・と思ったら、あきら君が・・がーん。なんて、忙しいんだ、花男!!(笑)。

花●様
ね、もう、二人勝手にイチャイチャしてくれ~って感じですね!(笑)。こういうのを書いていると、やっぱりブラックが書きたくなります。。。( ´艸`) 

あきら君、何かぱっと浮かべばいいんですが・・
締め切り明日まではどうかなぁ。
でも、総ちゃん書いたからなぁ・・とか律儀なことを考えてしまう・・(笑)。

ではでは、また~!

2018/02/27 (Tue) 22:38 | EDIT | REPLY |   
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2018/02/27 (Tue) 12:02 | EDIT | REPLY |   
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2018/02/27 (Tue) 07:47 | EDIT | REPLY |   

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