Happyending

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いきなり、『遠恋中』のカテゴリー追加です(笑)。
何故なら・・・
Happy Birthday あきらっ!!の短編のため(笑)。
もちろん、内容はつかつくです。
急いで書いているのと、時間もないので、短めで繋いでいくことになりますが、ぼちぼちとお付き合いくださいませ。

あきら君、お誕生日おめでとう!!
***




「おい、あきらっ!やべぇことになった!!」

電話の向こう、しかもニューヨークから時差も考えずに聞こえて来たデカイ声。
夜中の2時。
こんな時間に俺の携帯を鳴らす奴はこいつしかいない。

道明寺司・・・俺のマブダチだ。

「司・・・お前、今、何時だと思ってんだ・・・」
「それどころじゃねぇ!」
「さすがの俺もキレるぜ・・・」

俺だって大学4年になり、仕事も始めてる。
そうそうこいつの我儘に振り回されちゃ堪んねぇっつーの。
それに、どうせこいつが騒ぐことと言えば分かり切っている。

「牧野か・・・?」

突き放せばいいものの、そうは出来ない因果な性格。

「ああ、やべぇんだ、夏に会えそうもねぇ。」
「はぁ?」
「7月はガッツリ南米の企画に入ってるし、8月9月も外回りばっかだ。なのに、アジア出張は一つもねぇ!」
「お前が忙しいんじゃ、仕方ねぇだろ?牧野だってお前にほとんどいねぇのにニューヨーク行っても可哀そうだしな。」

遠距離恋愛の司と牧野。
二人は少しの時間でも会おうとする努力はしているらしい。
だが、超多忙な司と、貧乏で意固地な牧野だ。
彼女がそこまで忙しい司に会いに行くとは考えにくい。

「そこでだ・・あきら。」

司の声が少し低くなった。
なんか・・・嫌な予感するな。

「何だよ。ニューヨークに連れて来いとか言うなよ?」
「いや、ニューヨークじゃ時間がとれねぇ。ドバイだ。」
「ドバイーっ!?」

突然何を言うんだお前は。
俺にだって都合があると思わねぇのか?
だいたい、牧野がそんなとこ行く訳ねぇし。

「8月に3日ほどドバイに行く。あっちのパーティーに招待されてるし、商談はあるが、比較的余裕もある。だから、そこに・・・」
「牧野を連れて来い・・・ってか?自分で誘えよ、めんどくせぇな。」
「いや、あいつは何かと危なっかしい奴だから、誰かついてねぇと。」
「類に頼めよ。あいつなら喜んでやるだろ。」
「・・・・・・・類はダメだ。」

類はダメ。
俺ならいいのかよ?
司の奴は、以前から類のことは相当警戒しているくせに、俺への警戒は薄い。
牧野に関して何かって言うと、俺に電話を掛けてくる。
それが、ちょっと腹立たしくもあったりするんだよな。
俺は牧野の眼中にない・・そういうことかよ・・ったく。

「桜子に頼めよ、あいつも暇してんだろ?」
「三条?あいつと滋はセットだからややこしーんだよ。去年だって、牧野についてニューヨークまで来やがって。俺らの邪魔してるとしか思えねぇ!」

違うだろ・・。
去年だって、忙しいお前になんとか牧野を連れて行ってやろうとあいつらが企画したんだろーが。
じゃなきゃ、牧野はアメリカなんか行ってねぇんだよ。

「おい司、お前、俺と牧野が二人きりになるのはいいのかよ。」
「・・・・・・良くねぇ。」
「じゃあ・・・」
「だが、あいつを上手く説得できるのはお前しかいねぇ。」
「なんだよ、牧野に断られたのか?なら、諦めろ。」
「断られてねぇよ!・・・けど、そうなるのは目に見えている。」

だよな。
たった3日の滞在で、司に比較的時間があるとはいえ、パーティーやらなんだかんだと忙しいんだろう。
それだけのためにドバイ・・しかも、もう夏直前でチケットも高額だ。あいつにそんな金ある訳ねぇし。

「うまいこと連れて来いよっ!分かったな!!」
「おい、司っ。待てって!!」

ピッと勝手に切られた携帯電話。
くそっ。
俺にだって夏の予定くらいは・・・・ねぇな。
仕事を始めてからマダムとの付き合いも遠い。
確かにこの夏の予定っつーのはそんなにタイトじゃねぇ。

牧野とドバイか・・・。
大学最後の思い出に、悪くねぇか?

別に、牧野に恋愛感情があるって訳じゃない。
司から奪おうなんて考えてもいない。
けど、あいつは俺にとって特別な女だ。
司が超警戒している類にとってもそうだろうし、恐らく総二郎にとっても・・・

あいつは俺の立ち位置をよく分かっている。
俺のことを一人の人間としてきちんと見てくれている。
昔、俺のことを『月』だと言いやがったが、悪い意味じゃない。
それがすげぇ嬉しかった。

そんな女が親友の司の恋人。
司を応援するってよりは、どっちかっていうと牧野を応援してやりたい気分だな。
牧野だって、口では言わねぇけど、寂しい想いを抱えてる。
年に数回しか、しかも1時間も会えない時もあるんだ。
アジア出張の合間に司が抜けだすとか、そんな強引な方法でしか会えない。
これで二人が続いてるってほうが不思議なぐらいだよな。
それぐらいに強い絆。


しゃーねーなぁ・・・


どうやって牧野を連れ出すか・・・。
すっかり目が覚めた俺は、頭をフル回転させていた。


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書けたらアップする感じで進めていきますね~。
ハピバ、あきら(*^^*)

*また投稿ミスしたようで、ブログ村にのってしまったため慌ててアップします。あうっ!おやすみなさい~(逃)
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Posted by

Comments 3

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Happyending  
こんばんは~(^^;)

いつもたくさんの応援をありがとうございます。
もうちょっとお話を考えてからアップしようと思ったのに・・下書きしたつもりがまさか投稿していたとは・・(;^_^A
そして、削除したものの、もうブログ村に新着になっていたので、思い切って再投稿。あちゃーです。何やってんだ・・。

さてさて、
スリ●様
正確に言うと、テンプレートの記事を出した後に書いたんですよ(笑)。だから未完成で・・(;^_^Aほんとあちゃーです。短いし・・(笑)。まぁ、なんか考えてあきら君にドバイ行ってもらいましょう!!時間がないのに、こういうことをしちゃうのは相変わらずです・・(;^_^A タブレットって読むには便利なんですよ~。ゴロゴロしながら読めるから、手放せません(笑)。確かに、拡大すると見やすいから、どうにかならないかな~とは思うんですけど、なかなか難しいですね。スマホのテンプレートもせっかくオーバーレイ広告を減らせたので、PC表示に統一するのも嫌なんですよね。難しい・・けど、じっくり考えたので、良しとします!

花●様
いつも、心の声ありがとうございます(*^^*) いえいえ、嬉しいですよ~。だって、孤独な作業なんですよ、書くのって。以前に大規模リレーの時かな?作家さん達も、結婚するならあきらだよね~なんてLINEで話していたのですが・・
私に限っては、結婚するとしても断然司です!!(笑)。←無いけどね・・・。もうねぇ・・チャット会とかして、司愛を叫びたいぐらいです(笑)。

he●様
昨日お誕生日だったんですか!!おおっ。実はいつもコメントを下さる読者のS様も昨日だと教えてくださいました!!同じだ~。おめでとうございます。あきら君の前日ですね(笑)。その後のお話、気に入ってもらえて嬉しいです。でも、やっぱりドキドキ感が足りないな~と書いていて思います。どかーんとブラックとか書きたくなる(笑)。ゆっくり時間がとれたらいいのになぁと思いますが・・どうなるかまだ分かりません・・・


今から続き書いて、明日アップしたいなと思います。
長編連載よりかなり気楽です(笑)。
ではまた~!

2018/02/28 (Wed) 21:56 | EDIT | REPLY |   
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2018/02/28 (Wed) 09:46 | EDIT | REPLY |   
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2018/02/28 (Wed) 09:01 | EDIT | REPLY |   

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