Happyending

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今まで感じたことなんて一度もない、体全体が疼くような痺れ。
その感覚が全身を支配して、これ以上耐えられなくなって、道明寺さんにぎゅっとしがみついた。

___これが感じてるってこと?


「気持ち良かった?」

って聞かれて、思わずコクンと頷いていた。
気持ちいいっていうか、もっとして欲しい・・なんて・・ぎゃっ!!
慌てて首を横に振ったけど、道明寺さんは嬉しそうに笑ってた。
何がそんなに嬉しいんだろ?

「俺も気持ち良くなっていい?」

道明寺さんの瞳も、声も、何もかもが甘い。
その視線を受けて、その声でこんな風に請われたら、逆らえる筈なんてない。
気持ち良くなりたいということは・・・うん、分かってる・・・大丈夫。
彼を受け入れたいって私自身が願ってる。
だから、私は「うん」って返事をした。


さっと道明寺さんの手が伸びたと思ったら、私の左足に引っかかっていたショーツをスルッと抜いた。
ハッとしても、もう遅い。
そのまま浴衣も完全に脱がされて、とっくに用を成さなくていたブラも引き抜かれた。
あっという間に一糸まとわぬ姿になっている私。
恥ずかしすぎて、両手で自分を抱きしめた。


「少し待ってろ。」

道明寺さんが、すくっと立ち上がり、乱れた自分の浴衣を邪魔だとばかりに脱ぎ捨てた。
現れたのは、暗がりでも分かるぐらいに均整のとれた肉体。
ヨーロッパ彫刻の様に逆三角形の躯体。
これが人間っ!?って思うぐらいに綺麗なの。
まるでどこかの芸術品の様。

ぼーっと見とれていたら、彼が自分のボクサーパンツに手をかけた。

「やっ!」

思わず顔を両手で覆う。
私だって素っ裸のくせに、今更だって思うけど。
見たことないんだもん・・・そんなとこ・・・。

顔を隠して俯いていると、道明寺さんが動く気配。
指の隙間からそーっと覗き見ようとしたら、

「きゃあっ!」

いきなり体が浮き上がった。


びっくりして顔を上げると、すぐ目の前には道明寺さんで、私は彼の足にまたがる様に座らされてる。
目の前には、筋肉質な胸板。
それに、私のお腹に当たるのって・・・
こっ、こっ、これって・・・

だめっ!!
絶対に下は見れない。
無理っ!!


「やっぱ小せぇな、お前。」

彼の足に完全に乗っちゃったから、彼の顔がいつもより近い。
そんなことにもドキドキしちゃう。

そのまま、ゆっくりと背中を抱きしめられた。
直に触れる彼の胸は予想以上に温かい。
私のバクバクしてる心臓の音、絶対に聞こえちゃうって焦ったけど、彼の心音もやっぱり早くてほっとした。

「すげぇ、細い。」

背中からお尻の方へ、私の素肌の上を道明寺さんの手が這っていく。
少し体が離されたと思ったら、きゅっとお尻を持ち上げられて、私は膝立ちになっていた。

彼を見下ろせるぐらいにに視線が上がった途端、
彼が、私の胸の頂を口に含んだ。

「やっ!」

抵抗しても、背中とお尻はがっしりと彼に支えられてる。
ここから逃げられっこない。
彼の舌がコロコロと頂をを転がして、
時々チュッと吸い付かれて、
下半身が疼いて仕方ない。

子宮がぎゅっと収縮して、自分のナカがますます濡れていくのが分かるぐらいで・・
恥ずかしくて・・・どうしたらいいのか分からない。

頂を転がされながら、彼の指が私のナカに入ってきた。
スルリと侵入した指に、抵抗はほとんど感じなかった。

私はギリギリ膝立ちを保っていたけれど、
だんだんその姿勢でいるのも辛くなってくる。
全身の力が抜けちゃいそう。


「あっ・・・」

彼の指が何かを確かめる様にぐるっと私のナカをかき混ぜて、さっと引き抜かれた。
それから私の腰がしっかりと支えられて、

えっ?

ふわりと宙に浮いた私は、とっさに道明寺さんの両肩を掴んだ。


なに?
どうしたの??

そんなに強く押した訳でもないのに、
道明寺さんが後ろに倒れていく。

一体何が起こったのかよくわからない。
だけど、いつの間にか、
寝そべった彼に、私が馬乗りの状態になっていた。



彼を上から見下ろす形で、
お互いの視線は絡まったまま、

持ち上げられていた私はゆっくりと降ろされていく。


その下にあるモノ・・・

私の入り口に当たる、ヌメッとした感触。


ビクッとして、
その直後には凄い圧迫感。


「うっ!」
「あっ・・ん!」


私の中に、彼が入ってきた。








俺が布団に背中から倒れていくと、牧野はシーソーのように持ち上がり、俺の腰の上に跨る形になった。
牧野の細腰を片手で支え、もう片方の手でいきり立った俺自身を誘導する。


この布団を見た時から思ってた。
ここでやるならこれしかねぇって。


もう爆発寸前の俺自身が彼女の蜜口を探り当て、
彼女のナカに、先だけ侵入した。

「うっ!」

って、なんで声とか出してんだ、俺はっ!
けど先っぽが入っただけでとんでもねぇ快感に襲われて、
我慢なんてできなかった。

体格差から膝が浮いて自分の体を支えきれない牧野が、そのまま俺の上に落ちてくる。
俺のモノを受け入れながら・・

けど、狭いなんてもんじゃねぇ。
予想以上のキツさ。
十分慣らしたつもりでいたが、やっぱ初めての牧野のナカは強烈にキツくて、半分も入っていない俺のモノをギュウギュウに締め付けてくる。

そのキツさと快感で、頭がおかしくなりそうだ。

相当痛みがあるんだろう、牧野はぐっと息を呑んだ。
けど重力に逆らえる筈もなく、

じわりじわりと彼女が俺を呑み込んでいき、
それと同時に俺は天にも昇るような快楽へ導かれていった。



「やっ、こんなの、ダメ・・・」

予想していなかった体位だったからなのか、
牧野は俺の胸に両手をついて、それ以上下降しないように抵抗した。


ダメも何もねぇだろ?
そんなに足広げてんのに、今更だ。
それにもう半分以上入ってる。
この体勢からは、もう逃げられねぇ筈だ。
そのまま俺の上に落ちる以外には・・・

いつだったか、初めての女には騎乗位がいいって言ったのは総二郎だったか。
それはある意味正解だ。
彼女のにとっては逃げ場のないこの状況。
それでも、少しでも痛みが無いようにと願わずにはいられない。


「牧野・・ゆっくりでいいから・・・。力、抜け。」

「むりぃ・・・いたい・・・・やっあっ!」


牧野は半泣きになっている。
抵抗する力も尽きてきたのか、牧野がズリッとまた少し沈み込んだ。
すかさず俺は、上半身を起こし、牧野の唇に自分の唇を押し当てた。
角度を変えて何度も何度もキスを繰り返す。
俺のすべてを受け入れてくれるように願いながら、
背中をさすり、牧野の緊張を解いていく。

そして、
牧野の両腕から力が抜けて、
彼女が天を仰いだ瞬間、


ズブッ___


「はっ・・あぁっ!!!」
「牧野っ!」


牧野が俺の根元まで沈んだ。
俺のすべてを呑み込んだ愛しい女が、俺の胸に倒れてくる。
俺のすべてを受け入れてくれた小さな体。
その体を俺は両手で受け止めた。

愛する女と初めて繋がった。
心も体も、すべて・・・


「やっ・・べぇ・・イキそう。」
「・・・え?」
「お前の中、すげぇ気持ちいい。」

顔を上げた牧野は完全に涙目だ。
俺とは違い彼女は苦痛を強いられているっていうのに、俺の下半身はガンガンに反応して、さらに質量も増している。


「ごめんな。辛い思いさせて。」

最奥まで繋がったまま、こてっと俺に体重を預けてる彼女が愛おしい。
そのストレートの黒髪を優しく撫でた。

「辛く・・ないよ。」
「けど、痛ぇんだろ?」
「うん・・でも嬉しいよ。好きな人と一つになれて、凄く嬉しい。」

瞳にはたっぷりと涙が溜まってるってのに、
彼女がそんなことを言いながら笑うから、


___俺はもう、幸せすぎて・・・


「・・・死んじまいそう。」
「くすっ。だめだよ、命を粗末にしちゃだめ。」

それは、彼女に初めて出会った時に言われた言葉。
たった数日前のことなのにもう懐かしく感じて、
あれが俺にとっての運命の出会いだった・・・そう実感して俺もくすっと笑った。

「そうだな。生きていればいいことがあったな。」
「うん。私もあった。」

牧野が俺の上で満足気に微笑む。



「牧野・・・愛してる。」
「私も、愛してる。」



光など届くことは無いと思っていた俺の人生に、眩しいぐらいの光が差し込んだ。
牧野つくしという一人の女と出会って、人生が激変した。
その女と永遠に一緒にいたい。
ずっと彼女の傍に・・・



どちらからともなく自然と唇が合わさって、
深いキスを交わしていく。
繋がったままの俺たちは、自然と動きだした。


下から牧野を突き上げる。
そのたびに漏れる彼女の喘ぎ声。
彼女の腕が俺の首に周り、俺たちの体は寸分の隙もないほどにぴったりと密着した。
彼女の温もりを体中に感じ、俺は必死に腰を振りながら、この上ない幸福に酔いしれた。


時々背中に感じる痛みは、きっと彼女が感じてる痛みと同じ。
この世の中で一番幸せな痛みだ。

舌を絡め、唾液を飲み、
深いところで繋がって、
一瞬たりとも離れたくない。
まだまだイキたくなんかねぇっつーのに、


「あっ・・なんか・・・変っ・・・あぁっ!」
「何が・・・くっ・・・はっ・・・」
「も、わかんな・・い・・・ああっ、だめっ、だめっ・・いやーっ!!」


彼女の腕に力が入り、
彼女のナカが強烈に収縮した。
抱きしめた小さな体が小刻みに震えてる。

そのとんでもなく甘い刺激に耐えられるはずはなく、
当然ながら、嫌だと言われても止まれるはずもなく、

気が付けば、
俺は、とっさに上下を入れ替えていた。


彼女の両足を大きく広げ、膝裏を抱え込み、
彼女の腰を浮かせたまま、深く己を打ち付けた。
それはもう、無意識で・・・
激しく、強く、彼女の中に俺の昂まりを打ち込んでいく。

パンパンパンと部屋中に響く音にますます自分が煽られた。

「やぁっんっ!!だめぇっ!!」

俺の下には乱れた牧野。
黒髪が白いシーツに広がって、
大きく足を広げて俺と繋がってる、
俺がこの広い世界で唯一愛する女。

騎乗位も悪くねぇけど、やっぱ俺はこっちがいい。
攻めて、攻めて、攻めまくって、
彼女をどこまでも登らせたい。

彼女は俺の、俺だけのものだ。
この征服欲は止められそうもねぇ。

牧野・・・ごめんな。


___限界・・・


瞼を閉じて、
ラストスパートとばかりに、渾身の力で腰を打ち付けた。


「ああーーっ!」
「牧野っ、牧野っ!」


避妊しなきゃいけねぇとか、
それが男の責任だとか、
そんな細けぇことも頭の隅にはあったような気もする。

けど、俺にとっての責任は、
この先もずっと彼女と一緒にいることだから・・・


限界まで膨らんだ昂まりを、
激しく痙攣する牧野の最奥に咥え込ませ、

・・・・そのまま己を解放した。


互いの荒い息づかいだけが聞こえる室内。

牧野の手が空を切り、
ストンとシーツに落ちた。

彼女の意識が遠のいていく。


彼女の瞳が閉じる瞬間に、


_______大好き・・


小さく聞こえたその言葉に、
俺の全身が震えた。


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いつもたくさんの応援をありがとうございます。
何とか書けましたぁ・・・ほっ(*^^*)
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Comments 8

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Happyending  
こんばんは(*^_^*) ③

L●様
投稿早々に拍手コメントありがとうございました。
そうそう、絶対分かりにくいよなぁと思いながら、坊ちゃんの力業を解説していた前半部分。
もうね、後半だけ読んでもらったら十分です(笑)。つまりは無事に結ばれたってことで~(*^^*)
でも、L●様からの拍手コメにすぐに築き、坊ちゃん目線の冒頭の一行は少し変えました(笑)。でも、分からないよなぁ(笑)。本当に、私も図解したかったです・・(;'∀')

2018/05/19 (Sat) 21:36 | EDIT | REPLY |   
Happyending  
こんばんは(*^_^*) ②

さと●様
おおっ!そうなんです、お初で騎●位!この旅館って決めた時から、これだなって思ってました。坊ちゃんが( ´艸`)
ベテラン総ちゃんからのアドバイスをお初で披露!さすがです、司(≧▽≦)!
この二人ですね。特に司のことはあまり書かないようにしていますが、私の心の中では初めて設定(笑)。27歳だけど?何か??って感じです。ま、妄想なので・・えへへ。楽しんで頂けて、私も嬉しいです!

あ●様
やっぱり翌日かぁ・・。どうしよう。パパ、泣いちゃいそうですよね。司、うれしさ全面に出てそう(笑)。あー、次何を書こうかなぁ。今日も一日外だったので、いまいち妄想が湧きませんが、明日には続きアップできたらなと思います。パパ、スルーしてたらごめんなさい( ;∀;)!

H●様
えへ。楽しんで頂けて良かった・・ほっ!です。

ぴ●様
艶めかしかったですか?いやいや、すみません(;^_^A 基本、過去の記事を読み直すことはないので、以前どんなの書いたかとか、チェックしないんです。今回って濃厚だったのかなぁ・・(;'∀') 楓さん・・どうでますかね?せっかくだからドキドキする展開にしようかなぁ・・いやいや、やめておこうか・・と悩み中です。


しばらく忙しいのですが、明日は久しぶりのフリーな日!
家の片づけとかして、1話更新したいなぁ。
今晩書けるかなぁ、どうだろう?
続きの妄想が降ってきますように(*^^*)

2018/05/19 (Sat) 21:31 | EDIT | REPLY |   
Happyending  
こんばんは(*^_^*)

いつもたくさんの応援をありがとうございます。
いつも初Hだから、毎回同じになるし、凄く悩むんですよ・・本当に。こういうのは妄想沸かないし(笑)。
今回は、初めてで騎●位っていうのを書いてみたくて、こうなりました(笑)。でも、これって、ある程度つくしちゃんの協力が要るはずなのに、なーんにも分かってないつくしちゃんを誘導するため、坊ちゃんが力業でもっていった設定です。実はすっごく書くの大変でした(;'∀')

さてさて、
花●様
えへへ。。楽しんで頂けて良かったです(笑)。長かったでしょ?(;^_^A 力尽きた感じです(笑)。

さ●様
何かあって欲しいような・・もうこのままでいいような・・(笑)。私も、もう、これでいいんじゃないのかと思いつつ・・まだ悩んでおります・・(;'∀') 長編は疲れるしなぁ・・でも、長編予定で書き始めたんですけどね・・えへへ。どうなるかは・・もう少し先で~。(と言って私も考える・・。)

スリ●様
そうなのです・・避妊してないぞ~。つくしちゃんどう思うのか・・って、次の記事いきなり帰りの車の中にしようかと思ってたけど・・って、巻きまくり(笑)。次何を書こうかなぁ。これって、濃厚に入りますか?自分ではかなりマイルドだと思っていた‥(;^_^A だんだんと感覚が麻痺しているようです(笑)。

2018/05/19 (Sat) 21:15 | EDIT | REPLY |   
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2018/05/18 (Fri) 20:04 | EDIT | REPLY |   
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2018/05/18 (Fri) 12:36 | EDIT | REPLY |   
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2018/05/18 (Fri) 07:35 | EDIT | REPLY |   
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2018/05/17 (Thu) 22:46 | EDIT | REPLY |   
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2018/05/17 (Thu) 22:34 | EDIT | REPLY |   

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