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Happyending

Happyending

底なし沼だ......

オレンジ色の間接照明だけが灯るベッドルームで、
掌に触れる白い乳房は例えようもない程に柔らかくて、
その頂きを口に含めば、気が狂うほどに甘かった。
「あっん......」と無意識に喘ぐ声は、痛ぇ位に俺の下半身を刺激する。

彼女の全てを俺のものにしたくて、体中にキスを降らす。
細い首筋に、華奢な鎖骨に、少し力を入れたら折れちまいそうな二の腕に、
透き通る様な背中にも、俺の印を残していく。
逃げようとしたって逃がさない。
俺はこいつなしでは生きていけねぇから。

太ももから、きゅっと引き締まった臀部まで、すーっと指を滑らすと、
牧野が唯一身に着けていた小さなショーツに手をかけた。
「あっ.....」と牧野の体に力が入る。
目に入ってきた二つの丸みにもチュッとキスを落とした。
そのまま下に移動して、
太ももに、それから内股に......

「だめっ.....」

体を捻って小さく抵抗されても容赦はしない。
いや、出来ない。
ショーツを完全に引き下ろし、抜き取った。


「やっ.....ししょっ......」

生まれたままの姿になった牧野が、必死に足を閉じようと抵抗する。
だが、俺の目の前には彼女の繁みが見えて、その興奮を抑えられるはずもねぇ。
この先の未知に進みたくて、自分を止めることなんて出来やしねぇ。

興奮が極致に達すると、
男は冷酷なほどに冷静になるらしい。

「師匠じゃ、ねーだろ?」

牧野の言葉を訂正し、
抵抗する細い太もも支えて足を開き、
躊躇なく、彼女の繁みに顔を入れた。

「やだっ.....だめぇっ......」

とっさに聞こえた悲鳴にも、俺の動きは止まらない。

吸い寄せられるように、

チュパ......

彼女の秘部を吸い上げた。


甘ぇ........
こいつの体はどこもかしこも甘い。
一体何でできてんだ?
砂糖か?こいつは甘いもんが好きだから。
止めらんねぇ。

.............クチュ.........


「はぁ......あぁんんっ......」

彼女の体が小さく震えた。
その声に頭がクラクラする。
もっともっと請われているようで、


.........ピチャ......ピチュ......

舌を差し入れ、彼女の突起を刺激した。
吸い付く度に、彼女の体がキュッと締まる。
それが嬉しくて止めらんねぇ。


自分のこんな姿を、少し前までは想像することもできなかったというのに、
今はこうすることへの抵抗は微塵もない。
むしろそうしなきゃ、俺自身が死んじまうような切迫感さえ押し寄せる。

彼女の全てが知りたい。
彼女の全てが欲しかった。


チューッと長く吸い付い付くと、
彼女の体が激しく震えるのが分かった。

牧野が感じてる・・・

「あっ.....ししょう......ししょうっ、やぁっ!!」
「だから、師匠じゃねーだろって.....」

震える彼女が俺に助けを求めてるっていうのに、これだけは救えねぇ。

もっと感じろ・・・

冷酷な俺は彼女の腰を少しだけ持ち上げ、

........ジュルリ

滴る液体と共に、彼女の秘部を舐め上げた。

「ああーーっ!!」

彼女の背中が大きく反り返り、
トロトロと蜜があふれ出す。

その姿に満足した俺は、漸くゆっくりと彼女を解放した。




牧野の顔を覗き込むと、もう涙目だ。
可哀想だと思う気持ちと、俺に溺れて欲しい傲慢な気持ちとがせめぎ合う。

独占したい。
けど、誰よりも大切にしたい。


「ししょう.....」
「だから違うだろ?」

牧野の額にチュッと小さなキスをした。

「イジワル.....」
「どっちがだよ。」

いつも俺を翻弄するのはお前だろ。
温めろとか、ご褒美とか、素敵な思い出とか.....
ついさっきまでは俺をさんざん煽ってたくせに、
いざとなると俺に縋りついてくる。
そんなこいつが愛しくて仕方ねぇ。

俺はいつもお前に振り回されっぱなしだな。
だけどそれが嫌じゃねぇ。


底なし沼......
俺は牧野という底なし沼に嵌った。
どんなにもがいても、そこから脱出することはもはや不可能。
生き残るためには、踠いて踠いて、一生踠き続けるしかねぇんだ。
だが、それも本望だ。
ずっとこいつと一緒にいられるなら......



クタッと弛緩して荒い呼吸を繰り返している牧野の片足を立て、濡れた秘部に片手を滑らせた。

「あっ.....まだ.....ダメッ......」

だから止まれねぇんだよ。
甘くて、柔らかくて、
お前が俺を虜にするから、もう止まれない。

ヌルッ......

俺の中指が抵抗なく牧野のナカに呑み込まれた。
その指を曲げ、彼女のナカを刺激する。

クチュリ......クチュ.....

「ああっんっ......つかさ.....ぁ.....」

閾値を超えた彼女には刺激が強すぎるのか、
牧野が俺の首に抱き付き、

「つかさ.....つかさ....っ」

俺の名前を呼びながら、俺に縋ってくる。
可愛い、可愛い、俺の女。

だけどごめん。
止められねぇんだ。

二本に増やした指で、ぐるりと混ぜた。

「はっ......あぁっ!!」

ぎゅーっと俺にしがみつく牧野の腕に力がこもる。
二本になるとさすがにキツイ。
牧野のナカがキュッと締まり、俺の指を締め付ける。

痛ぇよな?
ごめんな.....ゴメン......


「.........つくし」

耳元で、初めて呼ぶ彼女の名前を囁くと、
助けてと言わんばかりの瞳で見返された。

けど、

「悪ぃが、止められねぇ。このまま......」

このまま俺のものになってくれ。


この時の俺は、きっと滑稽だっただろうな。
どんなに物欲しげに映ったことか。
だが、牧野は緊張した頬を少しだけ緩めて、

「うん.....。でも、優しくしてね.....。」

覚悟を決めたように目を閉じた。


俺は鬼畜かも知れねぇ。
こんなに辛そうなのに、こいつにどこまでも甘えてる。
とことん優しくしてやりたいのに、
とことん追い詰めたいなんてすげぇ矛盾。
けど、俺がどんなことをしたって、きっとこいつは許してくれるって分かってるんだ。

俺が陥ったのは、そんな甘い底なし沼。



二本の指を沈めて、少しでも彼女が感じるスポットを探り出すことに集中した。
少し中指を立てたところで、牧野の喘ぎが大きくなる。
それと同時にキツク収縮し、更に蜜があふれ出した。
彼女の内壁が柔らかくなったのを確認して、
ズルッと指を引き抜いた。

目を閉じたまま、はぁ、はぁと息をする牧野のツヤツヤした黒髪を撫で、その上気した頬にキスを落とし、俺はベッドサイドの引き出しを開けた。
そこには準備していた避妊具があって、それを一つ引きちぎった。

ガンガンに主張する俺の昂まり。
この細ぇ体にとっては凶器だよな。
優しくしてという彼女のたった一つの望みすら、
俺はきっと叶えてやれない。
だけど、止めようとも思えねぇんだ。



「つくし.....」
「ん.....?」

彼女が気だるげに目を開く。
初めて出会った時と同じ、黒曜石の様に惹きつけられた。

「優しくしてやりてぇけど........こればっかは無理だ。」

びっくり顔のつくしを見て、少し笑っちまう。

「たぶんすげぇ痛ぇと思う......けど、あとで何でもいう事聞いてやるから.....」

「何でも?」

「ああ。」

じーっと俺を見返して、何やら試案している俺の牧野。
それから何やら楽しそうに口を開いた。

「じゃあ、明日の朝ごはんは、限定15食のメープル特製サンドイッチで、紅茶は司さんが入れてくれて、フルーツは苺で、ヨーグルトは蜂蜜たっぷりのやつで.........それから......」

「クッ......それから?」

もっともっと何でも我儘を言えよ。
俺がこれからお前に与える痛みの対価だ。
100億の宝石でも、世界中の別荘でも、
お前が望むものなら何でも与えてやる。


なのに、


「それから、これからもずっとあたしの傍にいてくれる?」


彼女の答えは、やっぱり俺の遥か上をいく。

だから惹かれるんだ。
離れられねぇんだ。
すげぇ好きで堪らねぇんだ。

こんな俺を、俺自身を愛してくれる女だから。


「当たり前だろ。もっと我儘言えよ。」

「あたしに司さんを全部頂戴。」


間髪入れずに返ってきたその答えに、
愛しさが溢れ、俺はもう限界を超えた。




彼女の細い腰を引き寄せ、膝裏を掴んで大きく彼女の足を開いた。
一瞬全身に力が入ったが、つくしは俺に体をゆだね、目を閉じた。

俺は昂ぶりを彼女の蜜口に誘導し、
ヌルリ・ヌルリと何度かこすりつけて、

ズブッ.....

先端だけを牧野のナカに埋めた。

「ウ.....ッ」

それだけで襲ってくる凄まじい快感。
抵抗がキツかったんじゃねぇ。
ここで一旦止めねぇと、そのまま持ってかれちまいそうだったんだ。

「ハァ....ァ....」

一瞬止めた息を吐き出して、何とか快楽の波を逃した。
このままイッちまう訳にはいかねぇ。
今夜は、つくしに『素敵な夜』をプレゼントしなきゃなんねぇから。
例えそれが痛みでも、それでも......
二人にとっての初めての夜なんだ。
失敗なんて許されねぇ。


そのまま腰を進めていく。
だが、ギュウギュウに締め付けられてなかなか先に進まない。

「つくしっ......力、抜いてくれ.....」
「どうしたら.....いいの.....?分かんないっ......」

何とか半分ぐらいまで進んだが、それだけでも食いちぎられそうなぐらいの絞扼感。
それが気持ち良すぎて......ヤバすぎるっ。
打つ手はもう、一つしか残されてねぇ。


「つくし、一気に挿れるから。ゴメンな。」

謝ってどうする、俺。
ダメだって言われても絶対ヤルのに。

「ふぇ......?」

何を言われたのか今一つ分かってねぇんだろう、
涙で潤んだつくしの目じりに小さくキスをして、
身構える暇を与えずに、一気に最奥を突いた。


___ズブズブッ


「きゃあっ、やぁっ!!!」
「ハァッ、ハァッ、ハァッ........クッ!!」

背中に牧野の爪が食い込む。
それと同時に俺の全身を半端ない興奮が突き抜けていく。


何だよっ、コレ!
マジ、やべぇだろっ!!


「つかさっ、つかさっ、つかさぁ......」
「つくし、愛してる。」

この言葉しか思いつかねぇ。

彼女の背中を抱え、
俺はゆっくりと腰を動かした。

「あぁっっ!!」

彼女の絶叫が室内に響く。
それでも俺は自分を止められななくて、

つくしの首筋に顔を埋め、
ひたすらピストンを繰り返した。

ぎゅっと縋りつく彼女の手を、痛いぐらいに背中に感じながら。



初めて抱く女は、
俺の運命の女で、
命よりも大切な、愛しい人。
そして、彼女にとっても、俺がそんな男だと信じてる。

だから、今日の俺より幸せな男は、絶対にいない。



ズブズブズブ......と水音が部屋中に響いて、
加速していく快楽の波がどんどん俺を追い込んでくる。
底なし沼からは逃げられない。
逃げても逃げても追いかけてくる強烈な快感。


「つかさ.......もっ......だめ......」

つくしのナカが激しく痙攣し、
俺は、全身を貫く凄まじい体の痺れを感じた。

「つくしっ......イクッ!」


彼女の華奢な体を力任せに抱きしめて、
狂ったように突き上げて、

俺はこの壮絶な快感に呑み込まれた。





ストンと彼女の腕がベッドに落ちた。
大きく呼吸を繰り返しながら、汗ばんだ彼女の額にかかる黒髪を梳く。

恍惚とした彼女の瞳。
歯止めがきかず、無理をさせた。
今更ながらに彼女の体が心配になる。


「あたし......」
「ん?」

さらさらと髪を撫で、その先の言葉を促すと、

「すごく......幸せ。」

小さくそう呟いて、
つくしがまるで天使のようにふんわりと笑った。


その言葉に胸がじんわりと熱くなる。


「俺の方が幸せだ。」

俺は、彼女の唇に、想いを込めたキスを落とした。


天使をこの手に捕まえた。
俺の方が、絶対に幸せなんだ。

ごめんな。
けど......ありがとな。



ゆっくりと自身を引き抜くと、
牧野がコロンと横を向き、すーっと瞳を閉じた。


彼女の小さな体を抱きしめて、
その寝顔を眺めながら、
俺は、一晩中この幸福に酔いしれた。



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いつもたくさんの応援をありがとうございます。
やっと結ばれました・・・長かったです。ほっ(*^^*)
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Comments 8

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Happyending  
Re: タイトルなし

さと●様
いやぁ、お褒め頂いちゃって・・恐縮です(;'∀')
おっしゃる通りです。ガラリと雰囲気を変えたくて、沼・・(笑)。そして、師匠から冷酷な男になってもらいました・・・。
さと●様がずっと気にされていた呼び名は「ししょう」→「つかさ」へ(笑)。この平仮名表記が私のツボで( ´艸`)
あとはいつまで師匠呼びさせるんだって感じなんですけど、まぁ、もうちょっと?(笑)。
ね?子供っぽいこと言ったと思ったら、ズキューンですよ(≧▽≦) 司君、もう感無量だったことでしょう(*´▽`*)
しかし、いつになってもRは緊張しますね。あんまり濃厚な描写はしたくなくて(。。。え?笑)、できるだけマイルドにしているつもりです。で、書きたいのは司の心情( ´艸`) なので、そんな風に言って頂けると本当に嬉しいです☆彡
でも、もうしばらくはRは要らないな・・(;'∀') コメントありがとうございました(#^^#)

2018/08/14 (Tue) 21:19 | EDIT | REPLY |   
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2018/08/13 (Mon) 19:33 | EDIT | REPLY |   
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Re: タイトルなし

さ●様
コメントありがとうございます。
実は、一番書きたかったところがまだ書けていません(笑)。もう30話超えてるのに(;^_^A
そこで、登場する予定です!ネタバレにならないように、この辺で~( *´艸`)
もう少しお待ちくださいませ~(*^^*)

2018/08/12 (Sun) 23:05 | EDIT | REPLY |   
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2018/08/12 (Sun) 22:14 | EDIT | REPLY |   
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Lu●様
ぎゃっ!ご指摘ありがとうございます(>_<)!!早速直しました(*´∀`)♪
普段もちょこちょこ後から直しているのですが、Rはほぼ読み返さないから、自分では余計に誤字脱字を見つけられないんです(・・;) 感謝感謝です(*^^*)
まだ書いてないですが、もう少しつくしちゃんにご褒美をあげたいな〜(*^^*)。

2018/08/12 (Sun) 18:03 | EDIT | REPLY |   
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こんにちは(*^^*)

いつもたくさんの応援をありがとうございます。
やっと苦手なRを切り抜けて、開放感半端ないです(≧▽≦)!!
でも、こっそり読み直すと、うーん。もう少しつくしちゃんにご褒美あげたい感じもしなくもない(笑)。
ということで、31.5話(もう32話でもいいかな...汗)書くかもです。Rっていうか、甘々の二人が書きたいです(*^^*)
今は、妙に書く気がある・・・なんでだろ?あ、明日がお休みだからだ~(≧▽≦)!!
皆さまお盆はお仕事ですか?私は今年は二日ほどお休み頂きました。でも、夏休みの宿題とか、じっくり付き合わなきゃなぁと思います(;^_^A

さてさて、
スリ●様
そうなんですよね。つくしちゃんにもっと弾けてもらいたい気がします( ´艸`) つくしちゃんの幸せが司の幸せであり、司の幸せがつくしちゃんの幸せですもんね(*^^*)

花●様
つくしちゃん、可愛すぎですよね~(*^^*) そんなつくしちゃんに、痛いだけじゃなくて(笑)、ラブラブ・ドキドキな時間をプレゼントしてあげたい(笑)。書けるか分かりませんが、書いてあげたいです。だって、大変な目にあったんですもんね~( *´艸`) なんだか、開放感に溢れすぎて、頭おかしくなってるかも・・あはは(;'∀')

ko●様
拍手コメントありがとうございます☆彡 甥っ子ちゃん、いいタイミングでお風呂行ってくれました!good jobデス(≧▽≦)!! お話の再会、心待ちにしてますね~(*^^*)

H●様
お盆もお仕事なんですね~( ;∀;) 北海道は涼しいとか?気候はいかがですか?体調崩さないように、ガンバです(#^^#) また覗いてくださいね!

ではでは、また書けたら投稿します(笑)。
拙いR、いつも読んでいただきありがとうございます(#^^#)

2018/08/12 (Sun) 16:43 | EDIT | REPLY |   
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2018/08/12 (Sun) 06:05 | EDIT | REPLY |   
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2018/08/11 (Sat) 21:21 | EDIT | REPLY |   

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