花より男子の二次小説。CPはつかつくonlyです。

With a Happy Ending

昨日は衝撃の一日で、夜はあまり眠れないかと思ったけれど、
そこは、あたしの特技なのか、なんだかんだ言いながらも、しっかり荷物の片づけをして、0時には寝てしまった。あはは。

目覚まし時計を6時にセットして、ぴったり丁度に起きた。

お邸からもってきた、パンを温めて、バターを用意する。
サラダを作って、ドレッシングも準備OK。
卵料理は、何でもいいと言われたけれど、好みがよくわからなかったので、プレーンのオムレツにした。

オレンジジュースもあるけれど、コーヒーかな?と思い、コーヒーのドリップを始めると、もう7時前。

8時に迎えが来るって言ってたよね。
あの男、自分で起きてくるのかな?
どうしよう。起こした方がいいのかな?

緊張しながら、部屋をノックするあたし。
でも、全く返事はない。

そーっとドアを開けると、とてつもなく広いベッドの真ん中にあの男が上半身裸で、枕をかかえてうつ伏せに眠っている。
あたしは、近づいて思わず、マジマジと見てしまった。

ひぇ~。
男の人なのに、まつ毛ながっ。
っていうか、この人、肌綺麗だわ。

なんて見ていたけれど、イカン、イカン!
あたしはこいつを起こしに来たんだった。

「坊ちゃん、坊ちゃん、朝ですよ。」
タマ先輩が、『坊ちゃん』って呼んでいたから、あたしも坊ちゃん呼び。

全く起きない・・・。

「坊ちゃん!!朝ですよ!!」
と布団を叩いてみても、全く動かない。

もしや・・・死んでるの?
と思って、あいつの顔に自分の顔を近づけた瞬間、がばっと両肩をつかまれ、ベッドに押し付けられた。

うぎゃー。
恐ろしすぎて、声もでない・・・。

あいつと一瞬目があった気がしたのに、
あいつはそのまま目を閉じて、あたしの上に重なって寝始めた。

おっ、重い~っ。死ぬ~。死ぬ~。

あたしは必至の思いで、手を動かし、あいつの頭を殴った。
『あんたっ、なにすんのよ!!』

ゴインッ!
「あぁっ?いってーな。ふぁぁぁ。」
「って、お前、ここで何やってんだよ。まさか、お前、俺を襲う気か?」
道明寺司が腕をつっぱって、体を離しながら言った。

「ばっ、馬鹿言ってんじゃないわよ~!!
あんたが起きないから、起こしてあげようと思ったら・・・。
あんたがベッドに引きづり込んだんでしょうがっっ!!」

「あぁ。わりぃ。護身術が身に付いてっから、無意識で組み敷いちまったみたいだな。」

わりぃじゃねーよ!
本当に、怖かったんだからねっ。
謝ってすんだら、警察いらないんだから!
あ~、もう、心臓がバクバクするっ。

文句を言おうと思ったけど、ここで揉めてもメープルへの道は遠のくばかり。

「坊ちゃん、朝食の準備はできています。シャワー浴びてきてください。」
とあたしは冷静に言ったんだ。


*****


朝食をとるためにダイニングテーブルにつくと、
「コーヒーは今お持ちした方がいいですか?」
とあの女が聞いてきた。

「あぁ、頼む。」
「はい。」

ふーん。まともに仕事できんじゃねーか。
コーヒーをサーブしながら、女が口を開いた。
「すごいですよね。このお部屋。今朝も、コンシェルジュから連絡があって、新聞をとどけてくれたんですよ。急に電話が鳴るからびっくりしました。」

・・・
別に俺にとってはどぉってことない話だが。
「それぐらい、当然だろう。」

女が俺を見ながら、呆れ顔になった。
「そういうのを当たり前っていうのはどうかと思うわ。少しは感謝したほうがいいと思うけど?そりゃ、お金払ってサービス受けているのかも知れないけど・・」

あぁ?この俺に向かって、今なんつった?
なんだよ、その顔は。
まさか、俺を哀れんでんのか?
こいつ、調子に乗ってんのか??


その時、ポーンとエレベーターが到着し、秘書の西田が入ってきた。
「支社長、おはようございます。」
「牧野さん、おはようございます。支社長が迷惑をおかけしていませんか?」

なんだよっ、西田。俺が、なんの迷惑かけんだよっ。
「いえいえ、迷惑だなんて。仕事ですから。」

・・・
なんだよ、その態度はよ。

正直、俺はモテる。
黙っていても、女がすり寄ってくる。
それなのに、こいつの態度はなんだよ。

なんとなく、気に入らねぇと思いつつ見ていると、
隣で西田が名刺を出し、牧野が受け取っている。
「支社長の予定の変更など、連絡を入れたいですし、その日のスケジュールなど簡単に連絡できるように、電話番号とメールアドレスをお教え願えますか?」

「あっ、はい。」
ごそごそと女が、スカートのポケットを探って、携帯を取り出した。
西田の名刺を見ながら、西田の携帯を鳴らしている。
「アドレスも送っておきますね。」
「助かります。何かあれば、私までご連絡下さい。」
「はい、ありがとうございます。」

おいっ。なんだよ、西田。
お前が、こいつとの連絡係か?
って、そりゃそうか、俺の番号なんて、一般の奴に教えることなんてない。
俺の連絡先を知りたがったって、教えてなんかやらねぇよ。

それでも、なんか、気分が悪い。
俺は、冷めたコーヒーを一気に飲み込んだ。


 

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やっぱり、この朝ネタは私のツボで、どうしても外せませんでした。
ベタでごめんなさい~。
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  1. 理想の恋人
  2. / comment:4
  3. [ edit ]

いつもありがとうございます(^^)

  1. 2016/10/23(日) 19:33:51 |
  2. URL |
  3. happyending
  4. [ edit ]
コメント、拍手、ありがとうございます。

今回のお話しは、やや自転車操業的になっておりまして、妄想はあるんですが、なんとなく、コメントをみてついつい流されそうになったりして(笑)。
過去の2作は、妄想を突き進む感じだったので、コメントをいただいても、お話しの内容自体が変わることはなかったのですが、今回はわからないなぁ。

現在思い描いているのは、完全妄想の羅列的なはちゃめちゃストーリーで、たぶん、皆さまが思い描いているお話しと、ちょっと違うような気もする。。。

どうなることやら・・です。

管理人のみ閲覧できます

  1. 2016/10/23(日) 13:31:50 |
  2. |
  3. [ edit ]
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  1. 2016/10/23(日) 10:59:06 |
  2. |
  3. [ edit ]
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  1. 2016/10/23(日) 05:10:41 |
  2. |
  3. [ edit ]
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